岡山空港から北京へ

2010年6月、岡山空港発着、北京4日間の旅へ行きました。読売旅行が募集したツアーに参加しました。格安ツアーですが、北京の世界遺産を5つも見られるというので期待していました。

岡山空港を出発(中国東方航空で)

北京までは、中国東方航空(MU2014)便で行きました。岡山空港を出発する時間は、14時40分でしたが、航空券などをもらう手続きなどがあるために2時間前の12時40分に岡山空港 国際線1階 団体受付カウンターへ集合しました。

 とりあえず、パスポートと現金は忘れないようにしました。後の物は忘れても何とかなるからです。

お金は、日本円で不自由なかったです。ホテルなどで両替できます。団体旅行で行くお店では、日本円で買うことができます。また、クレジットも使えました。

私は、やはり中国のお金も見てみたいので、ツアー専用バスの中で1万円を中国の元に両替してもらいました。1万円は、730元でした。 

機内持ち込み荷物(飛行機の客室に持ち込む手荷物)

液体物に注意
爆発物などの持ち込みの危険を避けるために、100mlを超える液体物は、国際線客室内への持ち込みはできません。大きい化粧水や乳液などは、スーツケースなどの機内預け荷物(飛行機の貨物室に預ける荷物)の中へ入れておきます。
100ml以下の液体物
手荷物として客室に持ち込める荷物としては、液体物を100ml以下の個々の容器に入れます。洗顔フォーム、日焼け止め、歯磨き粉、ハンドクリームなどです。それらを、ジッパー付きの透明プラスティック袋に余裕を持って入れます。そのジッパー付きの透明の大きさは、縦、横それぞれ20cm以内、合計40cmが目安です。私は少し大きめの袋でしたが、難なく検査を通りました。冷蔵用保存バッグで24cm×17cmでした。合計41cmだから良かったのかな。
例外
ベビーフードは、乳幼児が同乗している場合は、許可されます。また、医薬品は許可されます。目薬、コンタクトの保存液を含みます。糖尿病などで医療上必要な液体は許可されます。しかし、医薬品、医療上必要な液体は、必要であることの証明・診断書の提示が求められることがあります。
刃物
機内に持ち込む手荷物には、刃物、爪切り、ハサミなどは持ち込めません。預け荷物(スーツケース)に入れましょう。ライター・マッチは、機内への持ち込み、預け入れ荷物の中へいれること、どちらも禁止となっています。

準備する物・要らない物

着替え、上着、下着、帽子、常備薬、化粧品、日焼け止め、雨具、軽めのリュック、洗濯物入れなどが必要です。

日本旅行医学会では、海外へ行くときに持っていく薬として、1.痛み止め(解熱剤としても使用可能)、2.かぜ薬、3.整腸剤、下痢止めなどを普段使い慣れたものを4~5日分用意すると良いとすすめています。

常備薬がある場合には、旅行日数プラス1週間分の予備を持っていくことです。酔い止めが必要な人は、忘れずに用意します。高地に行くときには、予防薬もあるそうなので、事前にかかりつけ医に相談して持っていかれるとよいですね。

プラスティック袋は、洗濯物を入れたり、不要品をまとめたりするのに便利ですから多めに持っていきたい物です。

ホテルに備え付けてある物はなるべく持っていきたくなかったのですが、もしもなかったらと思って持っていき、やはり要らなかったと思った物が多々ありました。

私たちは、シャングリラホテルで、五つ星のホテルでしたので、洗面用具(シャンプー、ハブラシ、歯磨き粉)やドライヤーや変換プラグは、ホテルの物を使えば持っていく必要はなかったです。こだわりのある方は必要でしょうけれど。

万が一に備えて、パスポート紛失時の顔写真を用意していきました。スーツケースのカギはパスポートなどと同じ場所へ保管し、いつでも取り出せるようにしておきました。筆記用具・ボールペンやメガネも出国カードなどに書く時必要ですから、すぐに取り出せるようにしておきます

6月の旅行ということで紫外線対策に長袖綿シャツを主に着るようにしましたが、北京はスモッグでかすんでいました。だから、日傘もあまり必要ないように感じました。私は夏帽子をずっとかぶってはいましたが。日傘を差されていた方もいました。

朝日も北京楽天 では、ぼうっとかすんで見えました。添乗員さんの話では、「日本は周りが海だから、風が吹いていつも空気がきれいで良いです」と言われました。日本でも高度経済成長時代は、光化学スモッグが出て、ぜん息を起こす人が増えたことがありました。北京は今そんな高度経済成長時代を正に進んでいるのです。

日本などの例を学んで、公害による被害者を出さないような対策を早期に打って欲しいと思いました。

岡山空港発、大連経由、北京行き

岡山と中国との時差は1時間です。中国の方が1時間遅くなります。大きな土地を有する中国ですが、中国国内では時差を設定していません。実際には西に行くほど朝は暗く、夜は明るく感じられることになります。

新ぎょうウイグル自治区では、自主的に北京時間より2時間遅いウルムチ時間を設けているそうです。公的表示には、北京時間が使われるようです。

岡山空港を14時40分に出発し、大連周水子国際空港へ16時に到着、大連時間は時差1時間のために、かかった時間は2時間20分ということになります。北京までの距離の約2/3は来たことになります。

大連空港から外の様子や飛行機の上から大連市内を見ると、建設ラッシュだと言うことがわかります。大きなビルがあちこちで建設中です。山は切り崩され、山肌を見せていました。大きな道路も造られています。高度経済成長時代の日本を思い出しました。3年後5年後の大連は、変わってしまっていると感じました。

機内食

国際線では、機内食が出ました。茶そばのような麺類とおかず、果物、パンでした。オレンジジュースがおいしかったです。

帰りに機内食を食べようとしたら、隣の席のおばさんが「前もこのおかずとフルーツでしたね」と、言われました。

私は、観光した2日間で、上海料理、広東料理、山西料理、四川料理、北京料理と毎回変わった料理を食べたので、この機内食のことなどすっかり忘れていたのでした。帰ってから写真を見ると、なるほどそっくりでした。

肉料理と魚料理から好きな方を選べましたので、魚にしたら、魚の揚げ物にこの麺もありました。量は帰りの方が多かったようです。肉料理を希望した方は、カレー(ごはん)でした。

大連での乗り換え

大連で乗り換えますが、また同じ飛行機の同じ席に乗ることになります。国際線から国内線に乗り換えるということのようです。手荷物を全て持って降りました。

預けた荷物は北京で受け取ることになるので、「機内荷物預け証(クレームタグ)」は無くさないように保管します。

ここ大連で、中国入国手続きを受けます。空港スタッフの人から乗り継ぎカードをもらい、検疫、入国審査、税関へ進み、二階の乗り継ぎ待合室で待ちます。

上の写真の掲示板が高い場所にありました。これを見ると上から二番目のが、私たちが乗るMU2014便で搭乗口は3番ということになります。

初めてで様子がわからないとウロウロしますね。同じツアーの人が、3番ですよと親切に教えてくださいました。何しろ私たちのツアーは現地・中国の添乗員さんのみで、岡山からは添乗員さんはいませんから、注意が必要です。

北京首都国際空港、到着

大連周水子国際空港を17時に出て北京首都国際空港に18時10分に着きました。約1時間10分の旅でした。

北京首都国際空港は広い、広い空港でした。到着してからも飛行機に乗ったまま、移動、移動、移動。どこのターミナルビルに着くのか、想像しながら乗っているのだが、いっこうに止まらない。岡山空港の10倍以上はありそうな感じでした。

やっと、中国東方航空の飛行機がたくさんある場所に来たので、そろそろ着いたかと思ったら本当でした。タラップ車が着き降りて行きました。

降りた所で、「岡山」の案内板を持った空港スタッフ人が立っていましたが、どうすればいいのかよくわかりませんでした。同じツアーの人が「ここですよ」と、言ってくれたので集まりました。さっさと出て行ったら、国内線の人と一緒にバスに乗って別の場所へ行ってしまうことになります。空港スタッフの人は、全く日本語が話せないようでした。私たちも中国語が話せず困りました。

私たちは、国際線の方のターミナルへバスで行き、そこで預けた荷物を受け取り、外に出ると中国人の添乗員さんが待っていてくれました。

夕食の上海料理を食べに行ってから、シャングリラホテル北京(北京香格里拉飯店)へと無事に着きました。

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Author:Tomoko Ishikawa Valid HTML5 Valid CSS

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更新日:2020/03/15