ソラマメ栽培
ソラマメは、低温に合わないと花が咲かないので、暖地や中間地では、秋10・11月に種をまきます。収穫は5・6月です。
採れたてのソラマメの塩ゆでは、とてもおいしいですね。ソラマメがたくさん採れるように頑張りたいです。
ソラマメの種まき2週間前
ソラマメやエンドウを植えた場所には、連作障害を避けるために、3~4年はソラマメやエンドウを植えない方が良いそうです。
苦土石灰を150g/m2をまき、深さ約30cmまでよく耕しておきます。
ソラマメの種まき1週間前
たい肥を2Kg/m2と化成肥料50g/m2をまいて、よく混ぜておきます。
マメ科の植物の根には、根粒菌がいるので肥料が多すぎると徒長するようです。
畝は、幅100cm、高さ10cmにして、マルチ(シルバーか銀線入りだとアブラムシを防ぐ効果あり)を敷きます。
ソラマメの種まき
ソラマメ楽天 の種は1列に点まきします。マルチに株間30~40cmに穴を開けます。
穴は、カッターナイフで切るか、市販のマルチ穴あけ器を使うとよいです。
深さ2cmの穴を掘り、種はお歯黒を斜め下にして、1箇所に2粒植えます。種の上に土を1cmほどかけて軽く手のひらで押さえます。種を横に平たく置いて植えても良いそうです。
鳥よけ、虫除け、乾燥防止のために不織布で畝を覆います。不織布の上からたっぷりと水をやります。
ソラマメの間引き・霜除け・追肥
種まき後に本葉が3~4枚になったら、間引きして1箇所1~2本にします。
霜除けは、防虫ネットをトンネル掛けし、不織布や寒冷紗で風上を覆うとよいです。
追肥は、苗の丈が20~30cmに成長したら、30g/m2の化成肥料をやります。株元からマルチの下に手を入れて、株から離れた所へ均等にまきます。
草丈が40~50cmになったら、太い茎を6~7本残して、後は切り取ります。そして、土寄せして倒れないようにします。
茎が約70cmになったら、全ての茎の先端を10~15cm摘み取ります。先端に着いたアブラムシも駆除できます。
ソラマメの株の倒れ防止
ソラマメの株が倒れるのを防ぐには、棒を周囲に立てて紐で囲むと良いそうです。
私は、短い竹を1株に4本ぐらい立ててみようかと思っています。そこに、銀テープを張ってアブラムシを来させないようにします。
ソラマメの収穫
ソラマメのサヤが下に垂れて、サヤの背筋が黒褐色になったら収穫の時期です。開花後約35~40日が目安です。収穫時期が短いので、注意が必要です。莢を触って実が入っているか確かめると良いです。
株の下の方から大きくなってきます。が、例外もあります。
2012年、初めての収穫
ソラマメは、さやが下に垂れてくると収穫の時期だそうです。初めは空を向いているのが、重さを増すと135度ぐらいになります。ぱっと見て、収穫時期が分かるのは便利ですね。
最初は、少し収穫が早くて、ソラマメは水分が多くて柔らかでした。次には、実が引き締まっていておいしかったです。豆の皮をむかないといけないので、手間がかかります。
孫たちに食べさせると、小さい子は、面倒なのであまり食べませんでした。しかし、小学生の子は、おいしいと言って食べてくれました。
天麩羅のかきあげなどの彩りや、煮物の彩りとして使うと良いようです。種は1袋植えましたが、収穫はそんなに多くありませんでした。ソラマメばかり食べることもないので、この位でちょうど良いのかもしれません。
ソラマメにつく害虫
アブラムシは、ソラマメの汁を吸って弱らせたり、モザイク病を媒介するようです。アブラムシの成虫は、キラキラ光る物が嫌いだそうで、シルバーマルチや反射テープを張ると良いそうです。また、直接粘着テープで取る方法もあります。株に大量発生したら、アーリーセーフやサンクリスタル乳剤などをアブラムシにかかるように散布します。
キャベツやハクサイなどと混作すると害虫被害を減らせるようです。
ソラマメの栄養と効能・健康効果
ソラマメには、葉酸、銅、ビタミンK、亜鉛、リン、食物繊維、たんぱく質、鉄、ビタミンB1が多く含まれています。
ソラマメに含まれる亜鉛は美肌効果あり、また鉄分やタンパク質、銅、ビタミンCで、貧血予防や造血作用があります。ビタミンB2、亜鉛は、子どもの成長にも大切な栄養素となっています。