青ジソ・赤ジソ栽培
我が家には、毎年赤じそのこぼれ種が落ちて赤じその芽が畑の角に出てきます。それを苗にして、肥料を施した場所へ植え替えます。ところが、青じそは育てたことがなく、今年は青じその苗を買ってきて植えました。
ご近所の人が、「青じその苗を買ったん?どこにでもあるが」と、言います。こぼれ種から生えてくる家では、苗を買うなどということは無いからです。私も今年は苗を買ったから上手に育てて、種をたくさん作り来年も、再来年もこぼれ種で育てたいと思います。
赤じそ楽天 は、梅干しの色付けやシソジュースに、青じそはお寿司やうどん・ソーメンの薬味などとして使いたいです。夏にはシソは無くてはならない野菜ですね。
苗の植え付け前の畑の準備
- 植え付け2週間前
- 苦土石灰を100g/m2ほどまいて、よく耕しておきます。
- 植え付け1週間前
- 堆肥を2kg/m2、化成肥料100g/m2をまいて、よく耕しておきます。
苗の植え付け
畝は、幅30~40cm、高さ10cmほどに作ります。株間は約30cmにして植え付けます。植え付け後はたっぷりと水をやります。
追肥
シソは、初めは生育が悪いのが普通なので、早くから肥料をやらないようにすると良いそうです。じっくりと生育を見守る必要があるようです。
- 追肥
- 植え付け後1ヶ月経った頃から2回ほど、化成肥料30g/m2をやります。液体肥料を2週間に1回ほど、やっても良いそうです。
シソの収穫
シソの草丈が30cm以上になったら、ぼつぼつ収穫の時期となります。
一度にたくさん摘みすぎないようにします。
8月になると花が咲き始めます。穂紫蘇が収穫できるようになります。天ぷらにしたり、塩漬け、醤油漬け、味噌漬けにすると良いです。
我が家の赤じそと青じそです。立派に育ってくれました。今のところ虫もつかず、優等生です。立派に育ったのに、食べる方が追いつかない状況になってきました。
シソの栄養、効能と健康効果
- 栄養素
- シソは緑黄色野菜です。ベーターカロチン、ビタミンA、B1、B2、C、鉄、カルシウム、リン、クロロフィルなどを含んでいます。赤じそには、シソニンという色素があり、強力な抗酸化作用があります。
- 防腐作用
- 独特の香りにペリルアルデヒドが含まれていて、防腐作用があります。魚やカニの解毒剤として使われるそうです。
- 風邪の予防
- 発汗、利尿、鎮咳去痰作用があり、風邪の予防になります
シソ茶の作り方
シソ茶には、アレルギーを抑える抗ヒスタミン成分が含まれています。アトピー性皮膚炎や喘息の方に良いかもしれません。また、シアニジンなどの成分は、咳をしずめ、痛みをやわらげる働きをしてくれます。
1.7月~9月の時期に葉をつみます。
2.葉を水洗いした後で陰干しします。
3.乾燥したら葉をもんで、乾燥材を入れた缶などに保管します。
4.乾燥シソ茶5gを600ccの水で、半量になるまで煎じます。
5.この1日分を、2~3回に分けて飲みます。