コマツナ栽培

コマツナは、3月上旬から10月中旬まで、順次、種をまいて、4月中旬から12月中までも収穫できるようです。ハウスなどがあれば、1年中の収穫も可能だそうです。

コマツナは、暑さ寒さにも強いそうで、ぜひ今年はコマツナ栽培に挑戦したいと思います。まずは、栽培法の勉強をしておきたいと思います。

種まき前の畑の準備

種まきの時期は、3月上旬から10月中旬まで可能だそうです。種をまく時期を少しずつずらして、いつでもコマツナを食べられるようにできると、便利でいいですね。

コマツナの種まき2週間前

苦土石灰を100g/m2をまいて、深さ30cmまでよく耕しておきます。

コマツナの種まき1週間前

たい肥を1kg/m2と化成肥料100g/m2をまいて、土とよく混ぜておきます。水はけが良い畑では、平畦でも良いようですが、水はけがよくない場合には、高さ5cm以下の畝を作ります。

コマツナの種まき

コマツナ楽天 の種は、ばらまきか、条まきにします。

条まきの場合には条間を15~20cm取ります。条まきは間引きには時間がかかりますが、後の除草などの管理は楽だそうです。

マルチフィルムを利用する場合には、穴の間隔が狭いものを使います。使う穴の位置を最適に選ぶことができるからです。マルチを敷く場合には、幅70~80cmで、高さ5cmの畝を作り、1箇所の穴に数粒ずつ種をまいていきます。

銀線入りマルチやシルバーマルチを使うと、アブラムシ除けになるそうです。

種をまいた後は、軽く土を押さえ、不織布をかけてから、水をやります。不織布は、防虫と乾燥防止効果があります。

間引きと追肥

間引き

双葉の芽が出たら、混んでいる所を間引きます。苗の間隔が1~2cmになるように間引きます。本葉が2、3枚になったら、2回目の間引きをします。間引いた菜っ葉は、漬物などにして食べます。

本葉4、5枚で、最終株間が約5~6cmになるように間引きします。春から夏の栽培では、不織布を取って、防虫ネットのトンネルに替えると良いようです。

追肥
2回目の間引きが終わったら、15~20日に1回、液体肥料をやります。元肥に有機入り化成肥料を使ったら収穫まで追肥はほとんど要らないようです。育ちが悪い時には、化成肥料を50g/m2をまきます。

コマツナの収穫

コマツナの草丈が、15~20cmになったら収穫します。冬の寒さにあたると甘みが増すようです。春先には蕾がつきますが、それもおいしく食べられます。

2013年秋~2014年冬の収穫

10月の中旬頃に種をまきました。だから、余り大きくは育たなくてちょうど食べごろの大きさで重宝しました。お雑煮や汁物の彩りに煮物の彩りにと、この冬は大活躍でした。栄養価が高く、ホウレンソウのようにあくが強くないのも良いです。

大鍋一杯分を茹でて、保存容器に入れて冷蔵庫に保管しておけば、緑色が足りない時に少し入れるだけで彩りが良くなり、私のヘタな料理も美味しそうに見えました。

今年も秋には、小松菜の種を忘れないようにまきたいと思います。

2012年5月、初めての収穫

栄養満点のコマツナに期待していました。煮物やお浸しにして食べました。味噌汁にも入れました。

一度にたくさんは食べられませんし、高齢者には軸が少し固いようでした。早めに収穫することが大事なようです。みるみるうちに大きくなってしまいました。

コマツナは3月から10月まで植えられ、収穫は、4月から12月までできるようです。まだまだ、挑戦できますから、引き続き植えたいと思っています。

また、コマツナのおいしい食べ方も探したいと思います。

コマツナにつく病害虫

連作すると病気になることがあるので、1年間はアブラナ科の作物を作らないようにします。

防虫ネットをすると、コナガやアオムシは防げますが、防虫ネットを通り抜ける小さい虫もいるようですから、注意が必要です。

アブラムシの発生を抑えるには、バンカープランツのムギやソルガムを植えると良いと言われています。

コマツナの栄養、効能と健康効果

コマツナはとても栄養価が高く、カルシウム・ビタミンA・鉄・カリウム・食物繊維などを多く含んでいて「天然のマルチビタミン」と呼ばれるほどです。コマツナは、ほうれん草と比べると鉄分はやや少ないですが、カルシウムは約5倍で、野菜の中ではトップクラスのようです。

コマツナは、骨粗鬆症の予防、成長期の子どもや妊婦さんのカルシウムの補給に良いです。貧血、動脈硬化、がんの予防になると言われます。

ベータカロテン、ビタミンC、食物繊維も多く含み、便秘の予防、大腸がん、糖尿病の予防になります。

「プロリン」と言うコラーゲンの主要成分であるアミノ酸が豊富で、天然の保湿成分があり肌に潤いをもたらせてくれます。

「ネオキサンチン」には、肥満予防効果があります。

「イソチオシアネート」は、辛味成分の一つで免疫力を高め、抗がん作用もあるようです。また、女性ホルモンと同じような作用をして更年期障害をやわらげる効果もあります。アブラナ科の野菜をたくさん食べると、乳がん患者さんの生存期間が延びた、という研究も発表されているそうです。

「イソチオシアネート」は熱に弱いので、さっと湯がいて細かく切って食べると、たくさん取り入れることができます。

キキョウの花
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Author:Tomoko Ishikawa Valid HTML5 Valid CSS

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更新日:2020/03/15