スピーチ上手
スピーチのうまい人は、かっこいいですね。それに、自分の意見を言って人に正確に伝えることは、就職活動、仕事、家庭、隣人や社会とのつながりの上でも、とても必要なことです。しかし、なかなかスピーチに自信を持っている人は少ないのではと思います。
スピーチが上手になるためには、訓練も必要です。2011年11月2日に教育テレビで「スピーチで人の心をつかむ法則」という興味深い番組をしていました。
30秒の実況をする
番組では、バスの中で目にした物を口にするという訓練をしていました。30秒間に、車窓から見える物や土地にちなんだ自分の持っている知識を披露するというものです。
スピーチ楽天 に慣れていないと、いきなりマイクを渡されると、頭が真っ白になって、何もしゃべれなかった、という学生さんもいました。
例えば、家を見ても、民家の庭先にある木や花の紹介もできます。屋根を見れば、太陽光発電のパネルがあるかもしれません。普段から、いろんな知識をためこんでおく必要がありそうです。
漫画の「ふきだし」の言葉を考える
番組では、大仏さまの「ふきだし」を考えるという課題が出されました。大仏さまの下には、女性3人が描いてあります。
「私もストレートパーマをかけようかしら」という答えもありました。大仏さまの髪はぐるぐる巻いているからです。
発想は、普段からやっておかないとダメだそうです。頭にある引き出しから出しているだけで、後はしゃべっているだけだそうです。
3つの関係ない言葉をつなげて、話を作る
「原発」「白雪姫」「自動ドア」などの言葉をつなげて話を作るという課題が出ました。
まず、「原発」で思いつくことばを書きだして行きます。次に「白雪姫」で思いつく言葉を書き出します。同様に「自動ドア」についても書き出します。そして、書きだした中の言葉から、関連のありそうな言葉をチェツクし、話を作っていくと良いそうです。
これを、暇さえあれば続けることが大切だそうです。
実際に、就職試験で、「成長性」「技術力」「国際展開」以外の言葉で、就職希望理由を述べよ、というものがあったそうです。
3つのお題から1つを選び、笑える話をする
なかなか、すぐに笑える話はできませんね。しかし、「黙るよりすべれ」と番組では教えていました。
すべると思うと、緊張し何も言えなくなります。度胸が必要です。
30秒、15秒、5秒とだんだん短い時間に要約していく
1つのテーマで30秒間、話をします。直後に15秒にまとめます。その直後に5秒に要約します。だんだんと短くなる過程で、どうしても外すことができない所が、後に残ってきます。
洋服に興味のない人に洋服を買わせる方法を考える
発想をグループ分けして考えるそうです。
いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どうした、ということについて、思いつく言葉を羅列します。
DJ風に、曲を紹介する
発想力と構成力が必要だそうです。自分の好きな曲を紹介する言葉を考えて練習してください。
短い時間で的を射た紹介はなかなか難しいですが、これも練習あるのみです。
30秒で自己紹介する
自己紹介は、相手に覚えてもらうことが大切です。
インパクトのある、ドンと胸を打つような自己紹介ができるといいですね。それには、まず自分の長所や短所をよく知ることが大切だと思いました。
また、人からよく言われているニックネームなども、自分なりに納得できていれば使えるかもしれません。