幼児はアイスクリーム大好き
たっくんはアイスクリーム楽天 が大好きだそうだ。それを知ったのはたっくんが帰る時に、パパがおもちゃで遊んでいてなかなか帰る支度ができないたっくんに、こう言ったからだ。
「たっくん、お家へ帰ったらアイスクリームがあるよ。帰って食べよう、たっくんいらんの」
「いる。アイス食べる」
あわてておもちゃを離して、赤ちゃん用シートベルト(チョッキ型)を着ることになる。
バーチャンの家では、冷凍庫の調子が悪いのと幼児に冷たいものを食べさせたくないという考えで、おやつにアイスを食べさせていなかった。
ある日、お風呂上がりならいいだろう、アイスもちゃんと固まっているし、で、我が家にあったソフトクリーム型のアイスをたっくんに渡した。台のモナカの皮の部分を持ってためらっている。
「なめてごらん」
なめても冷たいだけで、期待していた甘い味がしないので、気分は沈んだまま。
「かじってみ」
バーチャンも一つ冷凍庫から出して、かじって見せた。
「上から少しずつ、歯でガブガブする」
ガブガブとも少し違うなと思いながら食べている。そのうち、たっくんの舌にも甘くて冷たいアイスの味が届いたらしい。顔の表情が明るくなり、その辺りを動きだした。
「座って食べ、動くとアイスが落ちるで」
たっくんは無事に食べ終えた。そして、一言もの申した。
「このアイス、かたいなあ」と、かたいに気持ちを込めて言った。
「・・・かたいか」
バーチャンはひらめいた。もしかして、たっくんはソフトクリームと思っていたのかもしれないと。大人はソフトクリーム型アイスと知っているし、以前食べているが、初体験のたっくんには、なんとも変なアイスであったに違いない。
こどもとおやつ
こどもは、活動的で成長過程にあるので、エネルギーを十分にとることがだいじです。
1、2歳児でも1日1000キロカロリー前後は必要だそうです。朝昼晩のバランスの良い食事が大事ですが、こどもは大人に比べて消化吸収機能が整っていないので、1回の食事で摂れるエネルギーが少ないのです。
そこで、午後3時ごろ、おやつを食べてエネルギーを補います。甘いものは、すぐにエネルギーになるので、放課後の運動、勉強に役立つそうです。
砂糖として摂取する量は、5歳までは1日5g、6歳以上は大人並の10gがバランスがいいとか。おかずに砂糖を使う時は、その量を引きます。
2歳までは、おやつの時間は午前10時と午後3時の2回に分けます。
おやつのお勧めは、スイートポテト、果物入りヨーグルト、リンゴなどの砂糖煮のヨーグルト添えなど。カルシウム源となる乳製品も併せて摂ると良いようです。
ポテトチップスなどのスナック類は、油分、塩分が多すぎるので避ける。
水分も一緒に補給するが、ジュースや乳酸菌飲料には砂糖が多すぎるものもあるので、牛乳や麦茶にする。
おやつは、決まった時間に短時間に食べさせる。親が皿に出してあげ、量を加減してあげる。食後はうがいを習慣づければ虫歯も防げる。
小学校高学年になると太ることを気にする女の子もいるが、甘いものを適量、楽しみながら取り、しっかり体を動かすほうが健康にはずっと良いと、松田早苗・女子栄養大学短期大学部順教授が言われている。
2008.11 読売新聞の記事から
冷蔵庫の野菜室に細菌
家庭の冷凍冷蔵庫で、細菌が最も多いのは野菜室とか。
兵庫県立生活科学総合センターが実施した、冷蔵庫の最近汚染に関する調査で明らかになった。
購入して1~9年たつ冷蔵庫(容量370~460リットル)を使っている6家庭を対象に、庫内、ドアポケット、卵ケース、野菜室、冷凍室など13箇所をふきとり検査して、生菌数、大腸菌類、低温細菌などの数を調べた。
その結果、生菌数や低温細菌が最も多かったのは野菜室。野菜を買ったままの状態で保管している4家庭のうち、2課程で庫内に野菜クズがあり、クズのない庫内と比べて100~1000倍も菌の数が多かった。
9年使っている冷蔵庫でも、底に新聞紙を敷きポリ袋に野菜を入れて保存している冷蔵庫では菌数が少なかった。
また、野菜室など汚れ易い部分はこまめに清掃し、水ぶきの後はエタノールで除菌することを勧めると、兵庫県立生活科学総合センターは言っている。
2008年4月27日 読売新聞から
思い出の味、1位はすしで全体の31.9%
2008年7月、首都圏と関西圏に住む20~60歳代の男女357人を対象にFAXでミツカンが調査した結果。
1位 | すし |
2位 | カレーライス |
3位 | すき焼き |
すしは20~50歳代の各世代でトップ。60歳代は、カレーライス、すき焼き、すしの順でした。
世代別の2位は、50歳代がカレーライス、40歳代はお子様ランチ、30歳代は焼肉とカレーライス、20歳代は焼肉でした。
おふくろの味では、ちらしずしが最多、カレーライス、炊き込みごはんの順、肉じゃがは5位だった。
小学生の頃「ごちそう」と思っていたメニューは、すき焼き、握りずし、ステーキ。
今のごちそうは、握りずし、ステーキ、フグ料理、マツタケ料理、フカヒレ料理。
2008.9.6 読売新聞くらし欄より