「いただきます」
二歳半の孫のたっくんが、田舎のひいじいちゃん、ひいばあちゃんの家へ行った時のことだ。バーチャンは、ひいばあちゃんに頼まれて神様へお供えをすることになり、お盆を持って歩いていると、たっくんがついて来る。
「神様にお供えするからね」
「おそなえするからね」と、たっくん。
最近買ったばかりの神棚楽天 がおとこに置いてある。その前にりんごとお饅頭を載せたお盆を置いた。バーチャンは、手を合わせて丁寧にお辞儀をした。
たっくんもまねをして、小さなおててを合わせた。そして、大きな声で言った。
「いただきます」
「・・・」
バーチャンは、ニヤニヤしながら優しく言う。
「神様の前では、手を合わせて『お守りください』と言うんだよ」
たっくんは、今までは物をいただく時にしか、手を合わしたことがなかったんだね。神様や仏様の前では、手を合わせて祈る、拝むということをするのだよ。お供えものを食べると勘違いしたのかもね。
たっくんは、新品の神棚に興味津々なのだった。扉の中に何があるのか見てみたいのだった。
「開けていい」
「ちょっと待った。丁寧にしないと壊れるから。それに何回も見るものじゃあないからね。わかった」
「わかった」
たっくんは三つの扉を開け閉めし、おふだも見て満足げな顔をしていた。2007.04.17
家族との関係で日頃心がけていること、一緒に食事は6割
読売新聞の調査で、家族との関係で日ごろ、とくに心がけていることを聞くと、以下のようになったそうです。
一緒に食事が6割できるだけ話をする | 67.1% |
---|---|
一緒に食事をする | 60.8% |
誕生日など記念日を一緒に祝う | 30.7% |
休日を一緒に過ごす | 26.8% |
一緒に旅行する | 23.0% |
電話やメールでこまめに連絡を取る | 15.8% |
同じ趣味を持つ | 9.7% |
その他 | 0.7% |
とくにない、答えない | 9.9% |
高価な物、豪華な食事でなくても、母親の父親の手づくりの料理があれば、みんなにこにこ、和気あいあいと食べられますね。楽しく食べれば、消化もよく、栄養がよく身に着くと思います。
脂肪(油)の摂取について
周東 寛(しゅうとう ひろし)医師の「病気にならない食事法」からの抜粋です。
講談社から1500円で出ています。2007年6月に発行されたばかりです。おもしろい記事がいっぱいですよ。
脂肪の摂取については、理屈で考えると複雑なのでどのようにすればよいか、まとめてくださっています。食事の際の参考にしてくださいと書いてありました。
- 脂肪食品は、できるだけ少なめに摂る。
- 脂肪食品を摂る時は、動物性よりも魚類・植物性にする。
- 天ぷら、カツ、フライなど、揚げ物を食べる回数を減らす。
- 同じ油を何度も使わない。
- 古くなった油やマーガリンも使わない。
- ドレッシングやマヨネーズは、少なめにする。
- ヘルシーな油であっても、1種類だけを使い続けない。同じ油ばかり使うと、摂取する成分に広がりが出ないため、オリーブ、ゴマ、シソ、月見草などの油を数種類交代に、時には混ぜて使う。
- 体外に脂肪を運び出してくれる食物繊維(野菜・海藻類)を一緒に摂る。
2008.9.20