もち麦
最近、もち麦の健康効果について知りました。昔から麦ごはんは健康に良いと聞いて試したこともありましたが、味が今ひとつで続かなかったような。もち麦は、もちもちとしていて白米に入れて炊いても味が変わらずおいしいとか。糖尿病の予防、血中コレステロール値の低減、メタボの予防、便秘の解消など健康効果も素晴らしいです。
ぜひ、一度試してみたいです。
もち麦とは
もち麦楽天 とは、大麦に属する裸麦のうち、もち性の品種のことだそうです。
一番簡単な食べ方は、ご飯を炊く時にもち麦を3~5割混ぜて炊きます。もちもちとして弾力のあるご飯になります。ムギ特有のくさみは無いようです。
もち麦の栄養など
- 食物繊維が豊富
- もち麦には白米の約10倍の食物繊維が含まれています。そして、水溶性食物繊維が他の食品に比べてダントツに多く含まれています。3割入りのもち麦ご飯茶碗1杯に約2.4gの食物繊維が、5割入りのもち麦ご飯茶碗1杯に約3.4gの食物繊維が含まれています。ちなみに、1日の女性の食物繊維摂取の目安は17g以上で、平均摂取量は14.2gとなっています。(2010年)
- 低カロリー
- 茶碗1杯(150g)のもち麦ごはんは198kcalで、白米は252kcalとなり、もち麦ごはんにすると54kcalも減らせます。
もち麦の健康効果
- 糖尿病予防・・・食物繊維豊富で低カロリーなもち麦は糖尿病の予防に最適です。水に溶けて粘りを出すβグルカンは、時間をかけてゆっくりと吸収されるので血糖値が上がりにくいと言います。肥満を抑える効果もあります。セカンドミール効果と言って、次の食事の血糖も上がりにくくなるそうです。朝にもち麦ごはんを食べると、お昼ごはんにもち麦ごはんを食べなくても血糖値が上がりにくいということです。夜食べると朝ごはんにも効果があるそうです。
- 血中コレステロール値の低減・・・心臓病のリスクを下げることにもつながります。
- メタボリックシンドロームの予防・・・5割入りもち麦ごはんを30日食べたら、平均で体重が1kg、胴回りが1.2cm減ったそうです。(最高5kgと5cm減の人も)
- 便秘の解消・・・大腸がんの予防にもつながります。
- 免疫機能の向上
- アレルギーの低減
特に病気のない方は、毎日のごはんにもち麦3割を混ぜて炊き、1日に2回食べると良いそうです。健康効果を強く期待される方は、もち麦5割入りの方が健康効果も高いようです。食物繊維が豊富なので、人によっては徐々に増やした方がよいかもしれません。
もち麦料理
もち麦は1kgで600~1000円で売られているようです。サラダ、スープ、デザートと幅広く使われています。もち麦はうどんに入れられたり、ケーキやカステラ、和菓子の材料にも使われています。
もち麦を茹でて使いやすく
材料・・・もち麦50g、水1リットル、塩小さじ1/2杯
鍋に水を入れて沸いたら、塩を入れてもち麦も入れます。約15分ゆでます。中心部が透明になったら出来上がりです。ザルにあげて軽く洗い、よく水切したら小分けして冷凍します。2週間は持ちます。
サラダに、麻婆豆腐に、白玉団子の代わりにぜんざいに入れてもおいしいとか。ぜんざいに使う時には、もち麦を茹でる時に塩は入れません。