白菜
白菜と言えば、鍋物にはかかせません。また、お漬物もおいしいし、私は特に白菜キムチが大好きです。冬が旬の白菜、熱々の鍋に入った白菜を食べると、だし汁も染みこんで身体の芯まで温めてくれます。
鍋を囲んでの食卓は家族円満の象徴ですが、白菜の役割は大きいです。白菜の栄養・健康効果なども知りたいと思います。
白菜とは
白菜は、野菜の中でもよく知られ、よく使われていますが、歴史は浅く大正時代には珍しい野菜だったようです。その後は急速に栽培も始まり、広く知られるようになりました。
白菜は、霜に当たったら旨みを増すそうです。
白菜の栄養と健康効果
白菜楽天 の95%は水分です。白菜には、ビタミンC、カリウム、カルシウム、葉酸などのミネラルが含まれています。
また、カロリーが100g当たり14Kcalと少ないので、ダイエット食品としても使えます。
- 食物繊維
- 白菜には食物繊維が多く、便秘の解消、高脂血症や糖尿病の予防になります。また、血圧を上昇させるナトリウムを体外へと排泄するカリウムが豊富に含まれています。
- 生活習慣病予防効果
- 白菜は糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病予防に効果があります。
- がん予防
- 白菜はアブラナ科の野菜で、グルコシノレートという辛み成分が含まれているそうです。グルコシノレートは加熱しても分解されず、体内に取り込まれると、肝臓に入り、肝臓の解毒作用を活性化してがんを予防するようです。
白菜の選び方
ずっしりと重みがあり、巻がしっかりした物、葉には黄ばみがなく青々とした物を選びます。
カットした物は、芯が盛り上がっていない物、芯の高さ(葉の1/3以下)が高くない物が良いです。
白菜の保存方法
白菜を1玉まるごと保存する時には、新聞紙で包み、冷暗所に立てて保存します。冬季には、2~3週間持ちます。切った白菜は、なるべく早く使い切ります。
白菜の生産地
白菜の生産量の1位は茨城県で20.5万トン、2位は長野県で20.4万トンです。両県で全生産量の45%を占めています。両県とも首都圏向けの生産がメインで、長野県は夏採り白菜、茨城県は春採り、秋採り白菜の生産が盛んです。
白菜の調理法・料理法
- サラダや浅漬
- 白菜の内側の葉は柔らかいので、サラダや浅漬にすると、熱に弱いビタミンCを壊さず食べられます。
- シチューやスープ煮
- 白菜の栄養とおいしさを味わうには、シチューやスープ煮がおすすめです。「鶏肉と白菜のミルクシチュー」「ベーコンと白菜のトマトスープ煮」など弱火でじっくり煮ると、スープが白菜に染みこんで柔らかくなり、食べやすくなります。かさが減りたくさん食べられます。身体もポカポカと温まります。
- 鍋物
- 白菜は、寄せ鍋、すき焼き、湯豆腐、キムチ鍋、豆乳鍋などいろいろな鍋に入れるとおいしいです。