キッチン(台所)の掃除法

キッチン(台所)は、換気扇やガス調理台、シンクの水まわり、排水口、蛇口まわり、流し周りの床などが汚れやすいものです。

特に換気扇の掃除などは年末の大掃除までとっておいて、年末大掃除の時にするお宅が多いのではと思います。換気扇もコツの通りの掃除法で行えば、案外簡単に綺麗になって驚きです。

キッチン(台所)の掃除法

換気扇・レンジフード
換気扇は、フィルターを10日に1回替えれば、中の羽根は汚れないそうです。また、親水フィルターという金属のフィルターも出ています。これは、1枚4000円くらいだそうで、キッチンペーパーなどをお湯につけて拭くだけで、消しゴムのように汚れが取れるそうです。
換気扇は外せる物は外して、つけ置き洗いにします。アルカリ性洗剤を使います。フード周辺は、湿布法で汚れを取ります。キッチンペーパーかティッシュペーパーを貼り、アルカリ性洗剤をスプレーします。掃除した後の換気扇には、汚れ止めにワックス(カーワックスでも良い)を塗ると、次の掃除の時には、楽に汚れが落ちるそうです。
ガスレンジ
つけ置き洗いと湿布法の両方を使います。ステンレスの部分は傷つきやすいので。スポンジを使う方が良いです。
シンク・流し
クリームクレンザーとスポンジで汚れを取ります。排水口などのカビには、カビキラーなどを使います。
シンク下
弱アルカリ洗剤で拭きます。そして、カビ対策として塩素系漂白剤をとかしたスポンジで拭きます。最後に消毒用エタノールをつけた布で拭くと完璧です。
蛇口
ハブラシとクリームクレンザーで磨きます。柔らかい素材で磨くと傷がつきません。

つけ置き洗いは、換気扇など洗う物が入る程度のダンボール箱を用意します。その中にポリ袋を入れてから、そこへ換気扇をいれます。適度のお湯を入れてアルカリ性洗剤楽天 を入れます。さして、口を縛り10~30分ほどつけてえきます。熱も逃げず、後の処理も簡単でお勧めです。

冷蔵庫の下の掃除
針金ハンガーを縦に伸ばし、使い古しのストッキングをはかせてから、これで掃除します。狭い場所ならこの方法が使えますね。

掃除道具など

場所や汚れにあった適切な道具を選ぶことが、効率よく掃除をするコツのようです。これは、あさイチで紹介されていた、友の会の山崎美津江さんの使っておられる掃除道具です。

掃除用、「重曹水」の作り方

掃除用の重曹水の作り方は、水200mlに重曹小さじ1杯を入れて混ぜます。スプレー容器に入れると使いやすいです。

重曹水は、油汚れ、手垢、皮脂、油などの掃除に使います。

掃除用、「重曹石けんペースト」の作り方

掃除用の重曹石けんペーストは、重曹1に粉石けん1に水を少し混ぜます。

ガスレンジ周りなどのひどい油汚れに塗ります。鍋などはラップで湿布して温かい場所へ置きます。2時間後にこすります。

換気扇のひどい油汚れの場合には、まず、割り箸などで取れる汚れは軽くこすり落とします。その後で、重曹石けんペーストを塗り、ビニール袋に入れ、お風呂の残り湯などに浸けます。そして、1時間後に見ると汚れが落ちているそうです。そこで、最後に要らないボロ布などで汚れを落とします。

掃除用、「クエン酸水」、「酢水」の作り方

掃除用のクエン酸水の作り方は、水200mlにクエン酸を小さじ1~2杯入れてよく混ぜて使います。これもスプレー容器に入れると使いやすいです。

クエン酸水は、水あか、水周りの黒ずみ、白い水あかの掃除に使います。

その他の掃除道具

スポンジ研磨剤1500番
頑固な洗面所の黒ずみやトイレの便器などの最終手段として使います。1500番は細かい研磨材なので、陶器に傷がつきにくいようです。
さび取り用の研磨剤
洗面所などにヘアピンなどのさびがついた時に使います。
ブラシ
丸い形のブラシで、手の中に入り、十分力が入れられる物です。そして、上の部分に石鹸水が入れられるようになっています。また、サッシブラシもお勧めとのことです。ブラシの中央部分が縦に高くなっていて、山ぎりカットになっています。蛇口の根元などもこのブラシでこすります。
ヘラ
幅が約5cm程度に見えました。これに、マイクロフロス、ティッシュ、使い捨ての布などをはさんで、狭い場所の掃除に使います。
柄つきモップ
先は、マイクロフロス(床用)、曲がるモップ(高い場所用)などに取替えられる物です。
マイクロフロスで作られた軍手
細かい場所、ちょっとした桟など気づいた場所をすぐにささっとこするだけで、きれいになります。ちょうつがい、ドアノブなど変形した場所でも手なら素早くふけます。これは、便利そうです。ぜひ購入しなければと思いました。約800円だそうです。両面つかったら、石鹸をつけて手につけたまま洗い、干します。

キッチン(台所)のいろいろな汚れの掃除法

キッチン(台所)の油汚れ
台所の壁やレンジフードに着いた油汚れを落とすには、重曹を水で溶かした重曹水を使います。水200mlに小さじ1杯の重曹を加えてとかします。これを霧吹きに入れて、汚れに噴霧してぞうきんで拭き取ります。
蛇口の水垢汚れ
蛇口などのステンレス部分の汚れは、クエン酸水をスプレーしてから磨きます。クエン酸水は、水200mlに小さじ1杯のクエン酸を加えてとかします。ステンレスが光ると掃除したという気持ちになりますね。
ガス台
油汚れや黒いこびりつきむには、重曹石けんペーストがよく効くそうです。粉せっけんと水と重曹を1:1:1の割合でバケツに入れて作ります。こびりついたガス台の上にスプーンなどで均一に乗せていきます。大きなラップでパックするとよいです。1時間後にはがします。こびりつきには、ヘラなども必要なようです。
ごとく
ごとくについた油は、焼き落としをします。ガスで油の着いた所を焼きます。油を焼き切ります。
排水口
重曹とクエン酸を1:1の割合で排水口へ入れます。どちらも粉です。後でクエン酸水を入れます。1時間後にお湯を流します。泡の力できれいになるのかな。
***クエン酸は、くれぐれも塩素系の漂白剤と混ぜないように、有毒ガスが発生して危険です。
壁のボールペンによる汚れ
マニキュアの除光液を綿棒にしみこませ、汚れをたたきながら取ります。後は濡れぞうきんできれいに拭いてください。
お風呂の目地
重曹水を噴霧してハブラシなどでこすります。目地に黒カビがはえた時には、ジェル状のカビ取り剤を塗り、30分以上おいてから洗い流します。また、目地を綺麗に掃除した後は、ロウソクのロウを塗っておくと汚れやカビが付きにくくなるそうです。
窓ガラス
半乾きぞうきんを使って、できれば週1回、無理なら月1回拭くとよいそうです。半乾きぞうきんは、タオルの半分を水で濡らし、きつく絞ります。濡れた部分を中に入れてもう一度きつく絞ります。かすかに濡れた感じが良いそうです。これで拭くと、二度拭きの手間が省けるようです。雨の日には1/3を濡らすと良いそうで、畳なども1/3を濡らしたぞうきんが最良だそうです。

キッチン(台所)の蛇口の掃除(クエン酸・メラミンスポンジを使って)

キッチン(台所)の蛇口の水垢の汚れには、クエン酸水が良いとテレビで放送していました。クエン酸は酸性なので、水垢などのアルカリ性の汚れを落としやすくする働きがあります。クエン酸は、変色やシミを防ぐために大理石や鉄には使用しないようにします。

クエン酸水を一度試してみたいと思い、100円ショップで霧吹きを買ってきました。

ボールに水200mlにクエン酸を小さじ1杯入れてはしでよくかき混ぜました。水でも比較的簡単にとけました。クエン酸は、夏にしそジュースを作る時に使うのでいつでも常備してありました。できたクエン酸水を霧吹きに入れ替えて、早速汚れた蛇口やその周辺に吹きかけました。

そして、30分後にボロ布で拭き取りましたら、まだまだ落ちていませんでした。少しはよくなっている感じはしましたが、あまりに汚れがそどかったせいかもしれません。

そこで、今度は、クエン酸水をかけながら、ステンレスたわしでこすってみましたが、さっと取れるというわけにはいきません。そこで、メラミンスポンジを試してみました。なんか、良い感じです。汚れが流れて目に見えます。汚れを長期に放っておいたから、こびりついています。我が家は洗い物には井戸水を使っているせいか、黄色い粉のような物がこびりついています。

何度もこすったので、ようやく見られるようになりました。早め早めに小掃除をしないと大変なことになるのがわかりました。

あまり汚れていない蛇口には、クエン酸水が良いのかもしれませんが、家のはひどかったので、メラミンスポンジが威力を発揮したように思います。

流しが古いので、心おきなくメラミンスポンジやステンレスワイヤーたわしを使ってゴシゴシしました。

まだまだ完璧とは言えませんが、何度か引き続き掃除したいと思います。

*頑固な水垢の汚れは、クエン酸水を含ませたキッチンペパーで蛇口全体を湿布状態におおって2~3時間置いてから磨くとよいそうです。油汚れも付いていることもあるので、重曹でも磨き後で水洗いしてから拭きすれば、完璧となります。

電器ジャーポットの湯垢(水垢取りにクエン酸を使う)

電器ポットの中の水垢もクエン酸を入れて沸騰させ、一晩おくと綺麗になります。後はよくすすいでから使用してください。

電器ジャーポットに2リットル用であれば、水2リツトルとクエン酸50gを入れて沸騰させます。軽い汚れであれば、2~3時間でも落ちるようですが、頑固な汚れの場合は、半日から1日ほどそのままおいておくと取れやすくなります。

電器ジャーポットの容量に合わせて、クエン酸と水の量を加減してください。

キッチン(台所)の調理台の掃除(重曹を使って)

調理台や壁には、油汚れがこびりついています。日頃の手入れができていないので大変なことになっています。

台所の油汚れには、重曹水が良いとテレビでやっていたので、早速試してみました。

重曹は、弱アルカリ性で台所の油汚れや手垢などの汚れを落としやすくする働きがあります。

ボールに水を200ml入れ、重曹を小さじ1杯いれてはしでかき混ぜます。溶けたら霧吹きに入れ替えます。

そして、汚れた壁にシュツシュツと吹きかけます。そして、30分経ってボロ布で拭いてみると、取れます、取れます。油汚れが気持ちいい位とれます。

1時間くらい置いた方が良かったかもしれません。一度拭いてから、今度はボロ布の方へ、重曹水をかけてから壁を力を入れて拭きました。油汚れはなかなか落ちない物ですが、驚きでした。本当によく落ちます。

ざっと2回ほどしただけですが、あまり体力も使わずにできて最高でした。まだ完璧ではありませんが、重曹水はよく効くことがわかったので、引き続き台所の掃除に使いたいと思います。

換気扇の周辺や電子レンジの裏なども結構油よごれがあるようです。

ボロ布もたくさん用意して、磨き用や拭き取りに使って使い捨てにすれば後の処理が楽です。

*重曹は、水よりも65度以上のお湯に溶かす方が汚れが落ちやすいそうです。そして、変色やシミを防ぐためにアルミ製品、天然木、畳には使わないようにします。

フローリングのワックスがけ

古いワックスをきちんと除去しないと、残ったワックスが黒光りして汚れの原因となるそうです。1年ほどで自然にはげるので、ワックスはマメにかけすぎない方が良いそうです。

床の黒ずみ

床の黒ずみは、皮脂や油の汚れだそうです。重曹水(水200mlに重曹を小さじ1杯入れ混ぜたもの)を使います。重曹水を汚れた箇所にスプレーし、ブラシでこすります。頑固な汚れには、ブラシに石鹸をつけてからこすります。

石鹸は、小さくなった物をネットの袋に入れておくと便利です。この方法は、凹凸のある物の汚れに威力を発揮します。玄関ドアなどの取っ手の周りの汚れにも効果があります。

掃除のコツ

  1. 小掃除をして、ひどく汚れないうちに汚れを取っておく。
  2. 掃除は上から下へとする。
  3. 壁や天井のシミなどは目立ちます。面積の広い場所で、広がりを感じているからです。白い場所のシミは、取れるものは取りましょう。
  4. 年間掃除スケジュール、月間掃除スケジュールを立てて掃除すると、大掃除はしなくてよいそうです。
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Author:Tomoko Ishikawa Valid HTML5 Valid CSS

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更新日:2020/03/15