掃除法

掃除が苦手な私ですが、テレビでダニ・カビのためにアレルギーを引き起こすという話を聞き、換気はもちろんですが、掃除楽天 法を今一度勉強しなければと思っています。

通常お正月前の年末に大掃除が行われますが、寒い時期に外で水を使うのは大変です。秋の気候の良い時に、一度大掃除をしておくと、年末には軽く済ませることができます。

欧米では、「スプリング・クリーニング」と言って春に行われるようです。これは、暖房で薪や石炭を使うために冬の間のススを一掃することにあるそうです。

キッチン(台所)の掃除は、別ページのキッチン(台所)の掃除法に載せていますからここでは取り上げていません。キッチン(台所)の掃除法のページも、ぜひお読みください。

ダニを取り去る掃除とは

アレルギーを引き起こすダニは、人間のフケやカビを餌にして生き延びています。そこで、フケやカビを取り去る必要があります。フケは、頭部の当たる場所に多く着いています。寝室では枕の周辺、リビングルームでは頭が当たるソファの上部などに掃除機を丁寧にかけることで、フケ・カビなどを減らします。

髪の長い女性は、フケが多いし、髪を触ることでフケが下の床などに落ちることになります。

ダニは、1m2辺り50匹までなら良いそうです。

6つの場所別、掃除法

じゅうたんの掃除法
掃除機をかけますが、手前に引く時に倍の時間をかけます。掃除機を縦、横、斜めにかけます。髪の毛や糸くずは、掃除機でもなかなか取りにくいものです。そこで、ゴム手袋をはめて、はくように一方向へこすってみます。抜け毛や糸くずや埃などが集まってきます。これで、絨毯もすっきりします。時間がかかりますが、満足できますよ。
ふとんに掃除機をかける
ふとんは太陽に当てて干しますが、しまう時にふとんをたたいてはいけません。ふとんの表面に出てきたダニの死骸がふとんの中に入り込みます。また、ダニが粉々になってしまいます。布団を干した後は、丁寧に掃除機をかけます。弱でかけるか、ふとんノズルがあれば、便利ですね。干さない時にも掃除機をかけますが、特に枕の周辺を念入りに、時間がない時には、枕周辺に掃除機をかけるだけでも良いです。枕カバーはこまめに洗うと良いです。
エアコンの掃除
専門家に頼んでもいいですが、見える範囲の掃除としては、割り箸にキッチンペーパーを巻き付けて輪ゴムで止めます。そこへ消毒用エタノールを着けてカビ取り棒を作ります。そして、見える範囲をこすっていきます。汚れたら作り替えます。
ブラインドの掃除
乾いた軍手をはめます。ブラインドを指ではさんで拭いていきます。
冷蔵庫の下の掃除
針金ハンガーを縦に伸ばし、使い古しのストッキングをはかせてから、これで掃除します。狭い場所ならこの方法が使えますね。
浴室の掃除
タイルの目地には、使い古しのハブラシを使います。ハブラシの毛が横にはねている場合は、はさみではねた所を切ってから使うとやりよいです。

掃除道具など

場所や汚れにあった適切な道具を選ぶことが、効率よく掃除をするコツのようです。これは、あさイチで紹介されていた、友の会の山崎美津江さんの使っておられる掃除道具です。

掃除用、重曹水の作り方

掃除用の重曹水の作り方は、水200mlに重曹小さじ1杯を入れて混ぜます。スプレー容器に入れると使いやすいです。

重曹水は、油汚れ、手垢、皮脂、油などの掃除に使います。

掃除用、クエン酸水、酢水の作り方

掃除用のクエン酸水の作り方は、水200mlにクエン酸を小さじ1~2杯入れてよく混ぜて使います。これもスプレー容器に入れると使いやすいです。

クエン酸水は、水あか、水周りの黒ずみ、白い水あかの掃除に使います。

セスキ水の作り方

セスキ水の作り方は、水500mlにセスキを小さじ1/2杯入れてよく混ぜると出来上がりです。セスキ水は、キッチンの油汚れ、ほこり、あかなどに使うと、簡単に汚れが取れます。

とろとろ石けんの作り方

とろとろ石けんの作り方は、水500mlに粉石けん100mlをお湯で溶かして出来上がりです。とろとろ石けんは、水垢や尿石を取る時に使います。

その他の掃除道具

スポンジ研磨剤1500番
頑固な洗面所の黒ずみやトイレの便器などの最終手段として使います。1500番は細かい研磨材なので、陶器に傷がつきにくいようです。
さび取り用の研磨剤
洗面所などにヘアピンなどのさびがついた時に使います。
ブラシ
丸い形のブラシで、手の中に入り、十分力が入れられる物です。そして、上の部分に石鹸水が入れられるようになっています。また、サッシブラシもお勧めとのことです。ブラシの中央部分が縦に高くなっていて、山ぎりカットになっています。蛇口の根元などもこのブラシでこすります。
ヘラ
幅が約5cm程度に見えました。これに、マイクロフロス、ティッシュ、使い捨ての布などをはさんで、狭い場所の掃除に使います。
柄つきモップ
先は、マイクロフロス(床用)、曲がるモップ(高い場所用)などに取替えられる物です。
マイクロフロスで作られた軍手
細かい場所、ちょっとした桟など気づいた場所をすぐにささっとこするだけで、きれいになります。ちょうつがい、ドアノブなど変形した場所でも手なら素早くふけます。これは、便利そうです。ぜひ購入しなければと思いました。約800円だそうです。両面つかったら、石鹸をつけて手につけたまま洗い、干します。

いろいろな汚れの掃除法

蛇口の水垢汚れ
蛇口などのステンレス部分の汚れは、クエン酸水をスプレーしてから磨きます。クエン酸水は、水200mlに小さじ1杯のクエン酸を加えてとかします。ステンレスが光ると掃除したという気持ちになりますね。
排水口の汚れ
重曹とクエン酸を1:1の割合で排水口へ入れます。どちらも粉です。後でクエン酸水を入れると泡が発生します。1時間後に熱湯を流し、ブラシで磨きます。
***クエン酸は、くれぐれも塩素系の漂白剤と混ぜないように、有毒ガスが発生して危険です。
壁のボールペンによる汚れ
マニキュアの除光液を綿棒にしみこませ、汚れをたたきながら取ります。後は濡れぞうきんできれいに拭いてください。
お風呂の目地
重曹水を噴霧してハブラシなどでこすります。目地に黒カビがはえた時には、ジェル状のカビ取り剤を塗り、30分以上おいてから洗い流します。また、目地を綺麗に掃除した後は、ロウソクのロウを塗っておくと汚れやカビが付きにくくなるそうです。
窓ガラス
半乾きぞうきんを使って、できれば週1回、無理なら月1回拭くとよいそうです。半乾きぞうきんは、タオルの半分を水で濡らし、きつく絞ります。濡れた部分を中に入れてもう一度きつく絞ります。かすかに濡れた感じが良いそうです。これで拭くと、二度拭きの手間が省けるようです。雨の日には1/3を濡らすと良いそうで、畳なども1/3を濡らしたぞうきんが最良だそうです。

窓の掃除と掃除道具

マイクロフロスを使う
ぞうきんを使うとすじが残ることがあります。雑巾より繊維が細いマイクロフロスは、汚れがすっきり取れます。窓の汚れは、泥や埃(ほこり)です。水で湿らせたマイクロフロスで窓を拭きましょう。
ハケを使う
サッシの桟(さん)の泥や埃は、細いノズルを付けた掃除機だけでは、取りにくいです。そこで、ペンキを塗る毛の長いハケ、毛に適度なコシのある物を使います。100円ショップでも売っています。ハケでゴミや埃をはき出し、その後掃除機で吸い取ります。
ケレン棒
ケレン棒は塗装をこそげ落とす道具で、刃全体が平たく狭い所にスッと入ります。湿らせたマイクロフロスを押し込んで拭くと良いです。ケレン棒は、100円ショップでは木柄パレットやスクレイバー、スクレーパーなどの名前で探すとよいそうです。
窓拭き用ワイパー
片側に水切り、片側にスポンジの付いているワイパーが使いやすいそうです。スポンジを湿らせて窓ガラスを拭き、反対で水を切るとあちこちと動かなくても簡単に掃除できます。水だけでも良いですが、重曹を少し混ぜても良いそうです。

網戸の掃除

水を含ませたマイクロフロスで網戸をサッと撫でてください。

汚れがひどい時には、住居用洗剤を付けて拭いた後に水拭きをします。水拭きの後は、乾いたマイクロフロスで拭きます。

玄関の掃除

玄関の塵を掃き出したら、材質にもよりますが、台所洗剤を付けてブラシをかけます。後は雑巾で拭き取ります。

水洗トイレのタンク上部の掃除

水洗トイレのタンク上部は、水垢がたまりやすい所です。凹みの部分を水で濡らし、お風呂用洗剤をなじませ約5分放置します。その後メラミンスポンジで拭くときれいになります。

トイレ、バスルーム、洗面所などは汚れやすいので、掃除の頻度が高い場所には極力物を置かないようにするとよいです。

洗面台の水あか

洗面台やトイレの手洗い部分には、水の中にある金属が残って汚れともなります。これには酢水を使います。酢対水を1:1で混ぜて使います。スプレー容器に入れて使うと便利です。頑固な汚れには、ティッシュをおいた上から、酢水をスプレーし、10分程度おいた後で、ブラシでこすります。

それでも取れない場合には、スポンジ研磨剤1500番でこすります。白さと光で、洗面台が明るくなります。

フローリングのワックスがけ

古いワックスをきちんと除去しないと、残ったワックスが黒光りして汚れの原因となるそうです。1年ほどで自然にはげるので、ワックスはマメにかけすぎない方が良いそうです。

床の黒ずみ(洗面所の床などに)

床の黒ずみは、皮脂や油の汚れだそうです。床の模様の凹み部分に汚れが入り込み、黒く点々になることもあります。

重曹水(水200mlに重曹を小さじ1杯入れ混ぜたもの)を使います。重曹水を汚れた箇所にスプレーし、ブラシでこすります。頑固な汚れには、ブラシに石鹸をつけてからこすります。1分程度こするだけで綺麗になります。床全体が明るく見えます。

石鹸は、小さくなった物をネットの袋に入れておくと便利です。この方法は、凹凸のある物の汚れに威力を発揮します。玄関ドアなどの取っ手の周りの汚れにも効果があります。

ユニットバスの掃除

ユニットバスの頑固な水垢は、浴槽を濡らしてお風呂用洗剤をスプレーします。柄付きのスポンジブラシなどで、洗剤をまんべんなく塗ります。その後約10分放置します。その後シャワーできれいに洗い流します。最後に水切りワイパーでしっかり汚れと水を取り去ります。

しつこい汚れにはお風呂用洗剤を塗った後に、食品用ラップフィルムで湿布します。その後にメラミンスポンジでこするとよいです。

お風呂のカビ対策に天井の消毒

お風呂のカビの黒ずみはとても気になり嫌なものです。そこで、壁や床の目地などを中心にカビ用洗剤で対処します。が、何日かするとまたまたカビに襲われます。

それは、天井にいるカビから胞子が落ちてくるからだそうです。天井は綺麗に見えて、掃除もしにくいので放置しがちです。カビは、乾燥すると危機を感じて胞子を一気に作るそうです。

その胞子の対策として、1ヶ月に1度、アルコールで拭くと良いと言います。床掃除用のモップ?などに、キッチンペーパーをはさみ噴霧用の消毒用アルコールを吹きかけて丁寧に天井を拭きます。これで、カビの発生が激減するようです。天井の素材によっては、アルコールを使用できないこともあるそうです。また、アルコールアレルギーの方は、ご注意ください。

ほこり取りに便利なポリバタキ

ポリバタキは、ポリプロピレンが静電気を起こし、埃がよく取れます。洗えば汚れが落ちるので何回でも使え、便利です。ポリバタキは、荷造りひもを使って作ります。黒竹などの棒を用意します。使う場所に応じて長さを調節します。普通の物は約55センチのようです。

ポリバタキの作り方

  1. 棒の先から1センチの所に穴を開けて、竹串を刺しておきます。これは、縛る時のひもの滑り止めになります。
  2. 荷造りひもを30センチの長さに80本作ります。(ダンボール紙を30センチ長さである程度の幅に切り、それに巻いていくとやりやすいです)
  3. 棒の穴を開けた方の先に合わせて、荷造りひも80本の先を着け、棒の方へひもを全体的になじませます。
  4. 先から約5センチぐらいの所を古ストッキングできつく結びます。そして、竹串を刺した近く(長い棒の方)をきつく縛ります。
  5. 荷造りひもを裏返しきつく縛ります。そして、ポリひもを細かく裂きます。櫛などで裂くとよいです。

棒の長さや全体の大きさを調整することで、いろんな場所に使えそうです。一度作ってみたいと思います。

掃除のコツ

  1. 小掃除をして、ひどく汚れないうちに汚れを取っておく。
  2. 掃除は上から下へとする。
  3. 壁や天井のシミなどは目立ちます。面積の広い場所で、広がりを感じているからです。白い場所のシミは、取れるものは取りましょう。
  4. 年間掃除スケジュール、月間掃除スケジュールを立てて掃除すると、大掃除はしなくてよいそうです。

ついで掃除で日々こまめに

友の会のベテラン主婦・山崎さんは、朝一番にモップかけをされています。一晩のうちに埃が床に落ちているので、効果的に埃をキャッチできるようです。ですから、掃除機は週に1~2回かけるだけで良いそうです。

洗面台などには、掃除用の乾いたタオルと湿ったタオルの2種類を可愛い容器にそれぞれ入れて蛇口周りに置いておきます。洗面台を使ったついでに、鏡や洗面台をさっと濡れタオルで拭き、後乾いたタオルで拭きとるという具合です。

掃除機をかける時には、両手にマイクロフロスなどの手袋をします。掃除機をかけながら、ドアノブやドアを手袋をした手でこすります。また、小さな置物なども手袋で拭くと、細やかな動きで拭けるので便利です。

この手袋をアクリルのポンポンを着けて手作りした人もいました。ポンポンを15個片手に付けるようです。あまり大きくなると細かい作業ができにくいかもしれませんね。

毎日使うところは、毎日掃除するそうです。埃は9時間で落ちるとも言われていました。

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Author:Tomoko Ishikawa Valid HTML5 Valid CSS

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更新日:2020/03/15