家の臭い
築30年ぐらい経つと、家の臭いが気になります。梅雨に入り気温や湿度が高くなるとよけいに臭う気がします。カビ臭や汚水の臭いがよくあるそうです。対策を学んで少しでも爽やかに梅雨を過ごしたいですね。
玄関周りの臭い
玄関には、臭う物として靴があります。靴は低級脂肪酸が付き、納豆のような臭いがするそうです。この対策としては、エタノール60%~80%の物を靴の中へワンプッシュします。
この60%~80%のエタノールは、衣類のわきや背中へも使えます。しかし、靴や衣類ともに色落ちに注意が必要です。また、浴室のカビ対策にも効き目があります。
洗濯機周りの臭い
洗濯機周りの臭いとしては、汚水系やカビ系の臭いがあります。排水口の中の臭いが出てきている場合がよくあります。
汚水系の臭いは、硫化水素なので、 重曹楽天 のスプレーのアルカリ性で中和消臭します。排水口の中もしっとりと濡れるくらい重曹のスプレーを噴霧します。1日1回かけ続けると、4日後にはだいぶおさまります。
- 重曹スプレー
- 水500mlに、大さじ1杯の重曹を入れてよく溶かします。スプレーの容器に作ってからお使いください。
トイレの臭い
トイレでは、お酢のスプレーを使うとよいそうです。尿の臭いに効きます。また、魚の臭いにも効きます。
トイレの臭いの元は、壁、床と便器の境目だそうです。また、尿石が水が流れる所に付きやすいので、削り取ると良いそうです。頑固な汚れの場合には、スポンジ研磨剤1500番などを使います。
部屋干しの服の臭い
服が生乾きだと雑菌が増えて臭います。雨でも雨が吹き込まない程度に窓を開けます。(留守の時には閉めてくださいよ)
扇風機で風の流れを作ります。扇風機は、洗濯物よりも奥側へ置いてください。窓から遠い場所におきます。そして、扇風機は窓へ向けて強で2時間くらいまわすと良いそうです。
また、アイロンを当てるとか、臭いが気になる場合は洗い直すという方法も必要です。
台所の臭い
台所の臭いで多いのは、シンクの排水口の奥からの臭いが多いそうです。トラップの中から奥でぬめりが繁殖して雑菌が増えているそうです。
排水口は、中性洗剤とハブラシでよく掃除してから乾燥させ、その後エタノールスプレーをワンプッシュしておきます。
ゴミ箱の臭い
ゴミ箱へ2~3枚の新聞紙を敷きます。その上にゴミ袋を置き、ゴミ袋の下に新聞紙を敷きその上に重曹を適宜振りかけます。そうすると、重曹が臭い消しの役目をしてくれます。
コーヒーかす、茶がらを使って消臭
- コーヒーかす
- コーヒーの出しがらをお皿などに入れて、トイレや冷蔵庫に置きます。消臭効果があります。
- 茶殻
- 茶殻を煎ります。少し煙りが上がる程度に煎ると、焼き肉の後の部屋の消臭に効果があります。魚を焼いた後にも使えます。
- ホットタオル
- ホットタオルで臭いの気になる場所を拭きます。臭いの元が取れます。
浴室の臭い
カビ臭がする場合があります。よく浴室を乾燥させることが大切です。
換気扇を回し、浴室のドアは小さく開けておきます。
湯上がりには、冷たい水を壁にかけるとよいそうです。目地には、エタノールスプレーをして、カビ対策をします。
加齢臭
枕などに着いた加齢臭は、紫外線による臭いの分解がよいそうです。日光消毒をしましょう。
エアコンの臭い
内部の冷却器にカビが発生して臭います。素人では掃除ができないので専門業者に頼みます。8000~15000円ほどかかります。
現在発売されている主要メーカーのエアコンには機械内部にカビを発生させないため内部クリーンや内部乾燥などの機能がついているようです。