むらすずめ
むらすずめは、倉敷の銘菓です。
稲穂に群がる、羽をひろげた、すずめを表現しているそうです。むらがる、すずめで、「むらすずめ」と命名されたようです。
つぶあんと皮がやわらかくて、この二つが口の中でとろけて「おいしーっ」と感動するのです。皮に、ぶつぶつと泡のような模様がありこれも珍しいです。でも、他社で最近よく似た商品が出ていて気になっています。食べ物には、製造特許なんてものはないのでしょうか。
こどもの頃、倉敷楽天 の叔父が盆や正月に持ってきてくれる「むらすずめ」を大喜びで食べていたのを思い出します。その叔父も、もうずいぶん前に亡くなってしまいました。
銘菓むらすずめは、明治10年頃から作られているようです。老舗の味を守り続けて欲しいです。今、騒がれている「赤福」「船場吉兆」のようにならないようにお願いしたいです。
むらすずめの写真、どこかで消去しちゃったようです。残念!最近は1個ずつの個装包みになっていて、とても便利です。倉敷に来られたら、「むらすずめ」をおみやげにお買い求めくださいね。