第23回瀬戸内倉敷ツーデーマーチ1日目
2010年3月13日(土曜日)と14日(日曜日)の2日間に「瀬戸内倉敷ツーデーマーチ」という歩く会が催されました。
私は初めて「瀬戸内倉敷ツーデーマーチ」に2日間参加しました。1日目は少し雨も降りましたが、傘をさすほどでもなく止んでくれました。翌日はよいお天気に恵まれ快適に歩けました。
たくさんの人達と一緒に歩くと、疲れもそれほど感じずに歩けました。道の両側の花や庭の木々、小川のせせらぎを見て春を感じることができました。
酒津公園で休憩
酒津公園(さかづこうえん)は、酒津貯水池の南の野球場やプールをも持つ総合公園だそうです。また岡山県の桜の名所でもあります。まだ、桜には早く、梅の花が見事に咲いていました。
川べりには舟形の休息所があったり、水鳥が泳いでいる所もありました。また、ホタルを増やす活動もしているようです。酒津公園では「水と桜」をテーマにした再整備が進められています。
倉敷楽天 市役所を出発して、倉敷市内を通り抜け、酒津公園に到着しました。体は少し汗ばんでいましが、手は少し寒いくらいでした。まず、チェックカードへチェック印をもらいます。そして、お茶や豚汁などの接待を受けます。
お弁当を注文していた人は、ここで受け取ります。昼食を持って来た人達も、敷物を広げて輪になって食べていました。
あつあつの豚汁をいただきました。豚肉、里芋、あげ、大根、ねぎなどが入っていました。里芋がとろけておいしかったです。手作りの豚汁が疲れを癒してくれました。
たくさんのボランティアの皆さんによって豚汁が作られ、また、受付や、ゴミの処理、お茶の用意などたくさんの方にお世話になったと思います。ありがとうございました。
私は、豚汁をゆっくりといただいた後、体が冷えない内に歩こうとトイレを済ませるとすぐに歩き出しました。
倉敷駅の近く(北側)
酒津公園を出てから、倉敷市の中心部へ向けて歩き出しました。住宅地を抜けて山陽本線を渡り、倉敷駅の北側、チボリ公園の跡地へ出ました。ちょうど雨がポツポツと降り出しました。傘をさすほどでもなく、早くゴールまで帰ろうと急ぎました。
正午、12時の鐘が聞こえました。ラッキー!時計塔のからくり人形(アンデルセン童話の主人公達)が見られるのです。
時計塔の上部がせり上がり、人形が姿を表した所です。オルゴールに合わせて人形達が踊ります。そして、次の場面に回転して、次の場面を見せてくれます。
倉敷チボリ公園は無くなったけれど、この塔は敷地の外にあったので難を逃れました。倉敷チボリ公園の遺跡みたいな物ですね。今後も大切に保存して欲しいです。
デンマークのチボリ公園を模して作った倉敷チボリ公園のアンデルセン童話の世界や花の庭園、北欧の建物や食べ物を思い出すためにも末永くここに立っていて欲しいです。
倉敷美観地区
倉敷駅を通り、南側の商店街を通り抜けると、倉敷美観地区に到着しました。観光客の方がたくさん歩いていました。ちょうど、倉敷川に川舟が出ていました。
川の両側には、蔵屋敷が残っています。この写真の右手に有名な大原美術館があります。エル・グレコの「受胎告知」やルノアール、ゴーギャン、セザンヌ、ロートレック、ミレー、マティスなどの名品が展示されています。
倉敷の実業家・大原孫三郎氏が1930年(昭和5年)に創設しました。その前年に亡くなった児島虎次郎画伯の作品や児島画伯が大原氏のお金で欧州各地で収集した絵画が展示されています。
倉敷市役所へゴール
いよいよ、ゴールです。小学校低学年かもう少し小さいこどもも歩いていました。お疲れさまでした。お腹もすいたしお昼ごはんはここで食べることにします。
そして、40km、20km、10km、5kmの各コースの人達が次々とゴールに帰って来ました。
ゴールのチェックスタンプを押してもらいます。そして、甘酒をいただいたり、舞台でのアトラクションやお楽しみ抽選会を楽しみます。
到着後
お楽しみイベントとして、たくさんのブースがありました。最近、B級グルメで有名な「津山ホルモンうどん」です。人気なので、並んで買いました。あつあつをいただき、「津山ホルモンうどん」は初めて食べましたが、おいしくいただきました。
他には、下津井(しもつい)の新鮮なたこを使った、たこ天、お寿司、おもち、甘酒の無料接待などもありました。甘酒はしょうがが利いておいしかったです。
無料マッサージやスポーツグッズのお店なども出ていました。
舞台では、いろんなアトラクションが2日間行われます。13日には備中神楽、傘踊り、ものまね、ダンスなどが行われました。14日にはダンス、「おんまく」踊り(今治市民による)、ジャグリング、銭太鼓などが行われました。
また、両日、お楽しみ抽選会が行われました。残念ながら当たらなかったので賞品はわかりません。
ふだん、歩くことが少ないので、こういう機会に歩くことを自覚して、毎日の生活に少しでも歩くことを取り入れたいと思いました。
また、来年も都合をつけて歩きたいと思います。たくさんのボランティアの皆さんありがとうございました。道案内の方々も寒い所ありがとうございました。