スキンケアの基本

お肌の手入れは、何となく洗顔の後に水分を補い、乳液やクリームを塗っています。が、果たして理屈に合っているのかどうかよく分かりません。

近年は、夏日が多く、紫外線の肌への悪影響も心配です。日々の正しいスキンケアについて学びたいと思います。

スキンケアの基本は、3つ「洗顔」「保水」「保湿・紫外線対策」

美肌を作るためには、「洗顔」「保水」「保湿・紫外線対策」などのスキンケア楽天 の基本を、毎日丁寧に行うことが大切です。

第一段階の「洗顔」とは

洗顔は、皮膚の再生を助け本来の素肌を取り戻します。そして、その後の「保水・保湿」を効果的にするためにも正しい洗顔をすることが大切です。

朝の洗顔
夜の睡眠中に、皮膚の代謝が行われ、古い角質が表面に押し出されます。また、寝る前に着けた化粧水、乳液が皮脂や汗、埃と混ざって肌に残っています。それらを落とし素肌にするのが、朝の洗顔です。乾燥や肌にトラブルがある時には、水かぬるま湯で洗い流すだけで十分です。
夜の洗顔
日中の汚れ、古い角質、メイクなどの肌にとっての異物を洗い流します。夜の洗顔は、油性のメイクを落とすクレンジングと、洗顔料での泡洗顔でダブル洗顔をします。

「洗顔」の仕方

クレンジング
クレンジング剤をやさしく肌になじませ、メイクを浮かせます。乾燥肌の人は、水か20~30℃の少し冷たい流水で洗い流します。脂性肌の人は、ぬるめの流水で洗い流します。
クレンジング時の注意点
クレンジングのついでにマッサージしたり、肌を強くこすったりしてはいけません。クレンジング剤を長時間肌にのせていると、過度の脱脂になり肌の乾燥につながります。
また、目尻のきわなどメイクの落とし忘れがないか調べます。メイクの落とし忘れは、色素沈着やくすみの原因になります。
洗顔料を使って洗う(泡洗顔の仕方)
泡立ちの良い洗顔料を選びます。手を綺麗に洗ってから、適量を手のひらに取りしっかりと泡立てます。手のひらを返しても落ちない程度に泡立てます。スポンジやネットを使うと上手に泡立てることができます。
泡を包み込むように肌の上で転がし、力を入れずに優しく洗います。小鼻のまわりは指の腹で丁寧に泡をまわします。
すすぐ時には、20~30℃の少し冷たい流水で洗い流します。(暑いお湯で流すと、皮脂を流しすぎて、乾燥肌を悪化させてしまいます)生え際、首、首筋などのすすぎ残しに気をつけます。顔は清潔な乾いたタオルで軽く押さえるように拭きます。
泡洗顔の利点
泡洗顔は皮脂を取りすぎず、肌の保護機能を壊さず、刺激を与えない肌に最適のスキンケアです。洗顔料を肌に直接つけてゴシゴシ洗うのは禁物です。

第二段階の「保水」とは

洗顔に寄って汚れや古い角質とともに、皮膚を守る皮脂膜も一緒に流れてしまいます。洗ったままだと、肌が乾燥し、しみ、しわ、くすみの原因にもなります。洗顔後はすぐに化粧水で水分の補給をすることが大切です。

化粧水のつけ方
コットンに化粧水をたっぷりと含ませ、肌にやさしくなじませます。コットンを使えば、洗顔で洗いきれなかった汚れや古い角質も拭き取ることができます。
顔以外にも
顔になじませた後には、コットンで首、首の後ろ、デコルテ(首から胸元に至る部分)も拭くと化粧水が残っているので、保水でき、古い角質も拭き取ることができます。
トラブルのある肌には
乾燥や化膿ニキビなどがある場合には、コットンによる拭き取りがよくないことがあるので、そんな時には、直接手で化粧水をつけます。
ローションパック
化粧水をたっぷり含ませたコットンを2~3枚にはがし、おでこ、鼻筋、頬、あごに乗せます。約3分程度ではがします。長いこと置くと、かえって乾燥肌になってしまいます。

第三段階の「保湿・紫外線対策」とは

保水後は、水分が失われないようにすることが、大切です。乳液などで保護し、UVクリームで紫外線から肌を保護します。

乳液のつけ方
乳液を適量手に取り、やさしく塗ります。眉間から耳の前、耳の後ろ、首から鎖骨に向けて塗ります。顔の中心からこめかみの下辺りへとやさしく塗ります。唇の下中央から人中に向けて塗ります。
乾燥しやすい目や口のまわりなどは、重ねづけします。脂性の肌の人は、乾燥が気になる部分だけに着けます。
紫外線
紫外線は天候や屋内外にかかわらず1年中ふりそそいでいるそうです。UVクリームは、こまめに塗り直し、光老化から肌を守ることが重要です。

基礎化粧品の使用上の注意

同じシリーズの製品を使う
洗顔料、化粧水、乳液などの基礎化粧品は、同じシリーズの製品を揃えるようにします。総合的な使用で効果が出る場合が多く、異なる製品を使うと効能が重複したり、抜け落ちたりすることがあります。
適量を使う
高価だったり、もったいなかったり、で少しずつ使うと効果が得られないことがあります。
プロのアドバイスも参考にする
買い替え時にプロのアドバイスを受けることもよいようです。要望に添った製品や使い方を教えてもらえます。
使用期限を守る
化粧品には使用期限があります。無添加の化粧品は、保管方法や使用期限に特に気をつける必要があります。定められた使用期限内に使い切りましょう。

リップクリームの選び方

冬場は空気が乾燥して、唇がかさついてきがちです。そこで、リップクリームを塗ろうと思って薬局へ行ってみます。たくさんのリップクリームが並んでいてどれを選べば良いのか迷ってしまいます。皮膚科の医師がすすめていたのは、「流動パラフィン」入りのものを選ぶということでした。

また、唇があれている時には、メンソール入りのものは、刺激するので避けるようにと言っていました。口紅を塗る場合には、先にリップクリームをつけた後に、口紅を塗ると良いそうです。

また、頑固な唇の荒れの場合には、皮膚科を受診することが必要です。

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Author:Tomoko Ishikawa Valid HTML5 Valid CSS

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更新日:2020/03/15