新型インフルエンザ(H1N1型)№11、子どもの感染

新型インフルエンザ楽天 は、10月上旬に日本でのピークを迎えそうだという予想がありましたが、今のところ大流行までには至らずほっとしています。10月19日あたりから、ワクチンの接種も行われるようです。自己負担がかかりますが、対象になっている人は早めに受けられたらと思います。副作用もあることですしいかなる時も熟慮は必要ですが。

新型インフルエンザの動向を、読売新聞の新型インフルエンザの記事を中心にまとめてみました。

新型インフルエンザ、4歳男児、16歳男子、8歳女児死亡(2009.10.15読売新聞から)

東京都では4歳の幼稚園男児が、愛知県清須市では高校2年生16歳男子が、西宮市内の小学2年女児8歳が死亡し、国内の死者は疑い例も含めて26人になり、男児は最年少となりました。

4歳男児は、4日夜40度近い熱が出ました。5日午前の簡易検査でA型陽性と診断され入院。タミフル服用したが6日未明意識がなくなり13日夜に急性脳炎で死亡。

16歳男子は、11日夕、38度の熱が出て、12日午前10時ごろ医療機関を受診、帰宅後下痢がひどくなり、リレンザやタミフルが投与されたが、14日午前9時半ごろインフルエンザ脳症で死亡。

8歳女児は、12日に38.8度の発熱を訴え、同日夕方意識不明に。神戸市内の病院に搬送後治療を受けたが、14日午後3時すぎ、インフルエンザ脳症による多臓器不全で死亡。急激に症状が悪化したためタミフルなどは投与されていないそうです。

新型インフルエンザ、20代男性が死亡

旭川保健所は9日、新型インフルエンザに感染した市内の20代男性が死亡したと発表しました。

男性はぜんそくや糖尿病などの基礎疾患があり、疑い例も含め国内23人目の死者となりました。男性は6日に発熱などを発症。8日早朝、意識不明となり、心肺停止状態で医療機関に搬送されました。簡易検査でA型陽性と診断され、タミフル投与と集中治療室での治療を受けていました。

新型インフルエンザ、5歳死亡(2009.10.9読売新聞から)

東京都は8日、新型インフルエンザに感染した都内の5歳男児が、インフルエンザ脳炎による多臓器不全で死亡したと発表しました。

男児に基礎疾患はなく、基礎疾患のない未成年者の死亡は初めて。死者は22人目で男児は最年少でした。

空気清浄機、ウイルス抑制や除菌の新技術(2009.10.3読売新聞から)

空気清浄機の秋の新製品が出そろったようです。各メーカーは、新型インフルエンザの流行もあり、ウイルス抑制や除菌の新技術をセールスポイントにしているようです。

空気清浄機の主な新商品
商品名とメーカー セールスポイント 店頭価格*
プラズマクラスターKC-Y65・シャープ 高濃度プラズマクラスターイオンで空気中のカビ菌やウイルスを分解・除去 5万4800円
うるおい光クリエールMCK75K・ダイキン工業 独自の「ストリーマ放電」技術で、ウイルスや細菌・カビ菌などを迅速に分解・除去。加湿、集塵、脱臭機能付き 5万1800円
うるおいエアーリッチF-VXE60・パナソニック・ 水分子を超微細粒子化させた「ナノイー」を発生させ、ウイルスや細菌、ニオイを除去 5万4800円
除湿&加湿クリエア7
EP-DV1000・日立
空気清浄機のほか、除湿・加湿、衣類乾燥など1台で7つの機能 8万9800円
*ネットショップ「ビックカメラ.com」の価格(10月2日現在)

新型インフルワクチン接種、10月19日の週から始める(2009.10.2読売新聞から)

政府の新型インフルエンザ対策本部は1日、ワクチン接種に関する基本方針を正式発表しました。接種は10月19日の週から始め、医療従事者と重症化の危険性が高い人など計5400万人に順次接種していくが、児童・生徒や高齢者などの大半の対象者は年明けの接種になり、流行のピークに間に合わない恐れもあります。

接種するかどうかは対象者自身が決め、接種費用・2回接種で計6150円は自己負担となります。生活保護世帯を含む市町村民税非課税世帯は、無料にするそうです。

ワクチンは、来年3月までに1385億円をかけ、国産2700万人分と海外産4950

万人分計7650万人分を確保するようです。

新型インフルワクチンの優先順位と接種時期
優先接種対象者 対象者 人数 開始時期
(1) インフル患者の診療に直接従事する医療従事者 約100万 10月19日の週
(2) 妊婦 約100万 11月
基礎疾患がある人 約900万
(3) 1歳~小学校3年生 約1000万 12月
(4) 1歳未満の小児の保護者 約200万 1月
優先接種対象者のうち、身体上の理由でワクチンを接種できない人の保護者など
その他 小学校4~6年生、中学生、高校生 約1000万
高齢者(65歳以上) 約2100万
約5400万

タミフル耐性ウイルス、28例(2009.9.27読売新聞から)

WHOは25日、新型インフルエンザで抗ウイルス薬タミフルが効かなくなる耐性ウイルスが、全世界でこれまでに28例見つかったことを明らかにしました。

WHOは、予防投与(周囲に感染者が出た際に症状がなくてもタミフルを飲む)と、免疫に障害のある患者への投与という二つの場合、耐性ウイルス発生のリスクが高まると指摘しています。

28例のうち12例が予防投与、6例が重度の免疫障害のある患者だったと説明しています。

対策として、抗ウイルス薬の予防投与は行わず、注意深く観察を行った上で、感染の兆候が出てから投与することを推奨。耐性ウイルスが疑われる場合は、タミフル使用を中止し、もう一つの抗ウイルス薬リレンザに切り替えるよう求めています。

10歳以上の健康な子ども、ワクチン1回で十分、米で臨床試験(2009.9.23読売新聞から)

米政府は21日、10歳以上の健康な子どもへの新型インフルワクチン接種は1回で十分とする臨床試験の結果を発表しました。9歳以下はワクチンの効果が低く、3週間の間隔を置いて2回の接種が必要とみられています。

米国立衛生研究所(NIH)などが、フランス・サノフィ社製のワクチンを使って試験したところ、10~17歳の健康な子どもは接種後8~10日で76%に免疫ができました。重い副作用もなかったそうです。

3~9歳では36%、3歳未満では25%に低下しました。幼児の反応が弱いのは、季節性インフルエンザのワクチンと同じ傾向だそうです。

健康な大人には、すでに1回の接種で十分との結果が出ています。

インフルエンザ脳症の危険なサイン(2009.9.23読売新聞から)

インフルエンザ脳症の主な症状は、1.意識障害、2.けいれん、3.異常な言動です。脳症でなくても高熱に伴って起きることもありますが、長時間続いたり、重なって起きたりすると脳症の可能性が高くなります。

インフルエンザ脳症は、過剰な免疫反応で強い炎症が起きて脳が腫れます。季節性では、1~5歳を中心に毎年100~200人が発症し、死亡したり後遺症が残ったりする例もあります。

1990年代後半には、30%だった死亡率も、治療法の改善、脳症を悪化させる解熱剤の使用禁止などで、最近では、8%までに下がりました。

新型インフルでは、これまでに疑いを含めて21人が発症。平均年齢は7.9歳と季節性に比べてやや高いそうです。これから、新型インフルエンザが感染拡大すれば、脳症になりやすい乳幼児の患者が増える恐れがあります。

新型インフルエンザ、7歳男児死亡、脳症を発症(2009.9.23読売新聞から)

滋賀県は22日、新型インフルエンザに感染した守山市の小学1年男児が死亡したと発表しました。死者は18人目で、男児は最年少となります。

男児は、19日朝、38度台の発熱とせきの症状を訴え、夕方県内の病院で解熱剤「アセトアミノフェン」などを処方された。20日になっても40度台の高熱が続き、自宅近くの診療所で、新型インフル陽性と判明。

別の病院に入院、タミフルの投与を受け、集中治療室で人工呼吸器をつけて治療が行われたが、意識障害などの症状が出るなど容体が悪化。その後、大津市の滋賀医科大学付属病院に転院し治療を受けたが、21日夜死亡しました。

男児は以前から、数ヶ月に一度、原因不明の発熱を起こす周期性発熱症候群の疑いがあると診断されていました。

新型インフルエンザで2人死亡、持病ある60代女性(2009.9.21読売新聞から)

神戸市の60歳代の女性と福岡県久留米市の66歳女性の2人が9月20日死亡しました。厚労省の発表によると、新型インフルエンザに感染・疑いを含めて国内での死者は17人となりました。

神戸市の女性は、乳がんが全身に転移し自宅療養中でした。原因は急性呼吸窮迫症候群(ARDS)で、新型インフルエンザの感染が急性呼吸窮迫症の引き金の一つとなるようです。

久留米市の女性の死因は心筋炎で、ぜんそくと慢性閉塞性肺疾患を患っていました。

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更新日:2020/03/15