かづきれいこのリハビリメイク

かづきれいこさんのお名前は聞いたことがあったのですが、どんなお仕事をされているのか忘れていました。かづきれいこさんは、フェイシャルセラピスト、リハビリメイクの第一人者だそうです。

かづきさんの今後の目標は、外観が心と体に与える影響は大きいものがあるので、将来はメイク楽天 を医療として確立し、多くの人達をメイクで元気にしていきたいと言われています。

かづきれいこさんとは

1952年生まれで現在59歳だそうです。お顔を見ると「うっそー」という感じで、とても還暦前には見えません。大阪府宝塚市出身で、フェイシャルセラピスト、リハビリメイクの第一人者です。メイクを通じて女性の心理を追求しています。

若さの秘訣は?
「いろいろな脳を使っているから。大学での講義、学会発表、論文の作成、会社の業務、雑誌・テレビへの出演などです。適度なストレスが若さを保つ秘訣でしょうか」

メイクを始めたきっかけは

冬になると顔が真っ赤になり、小さい頃からいじめられました。思春期が一番つらく、高校生の時にはファンデーションを塗って学校へ行くと、化粧をしたらダメと先生に注意されたりしました。

かづきさんは、他の子たちのように白い肌になりたかっただけなのにと、不満でした。

後に、顔が赤くなるのは、生まれつき心臓に穴が開いていたためとわかりました。

心臓病の手術後、顔が赤くならなくなった

かづきれいこさんは母親を29歳の時に亡くし、、翌年には看病疲れと心労が重なり倒れてしまいました。そこで、精密検査を受けたら、心臓に穴が開いていることがわかり、手術をうけ完治しました。

冬になっても顔が赤くならなくなりました。病気が治ったことよりも、今までの悩みがが無くなったことの方が嬉しかったそうです。外観の悩みは、他人にはなかなか理解してもらえないからです。そして、このような悩みを過小評価しないようにしようと肝に銘じたそうです。

美容学校で学ぶ

かづきれいこさんは、十代の子と一緒に勉強しました。そこでは、流行やおしゃれのメイクは教えてくれても、赤い顔や傷跡を解消できるメイクはなかったです。

年齢を重ねればシワやたるみは当たり前、でも鏡の前で落ち込んだりします。そこで、かづきれいこさんは、素肌力をアップし、簡単で、うすく崩れにくいメイク法を提案しています。

血流マッサージと笑うこと

シミやシワが気になる方、お化粧の前に血流マッサージを行うと効果的です。くまやくすみが解消され、肌にハリとツヤが蘇りすっきりします。男性にもおすすめだそうです。

そして、血流マッサージの後には、にっこり笑うと良いそうです。笑っている自分を脳に記憶させるそうです。笑うと口角が上がってきて、若く見えます。

「笑う門には福きたる」と言いますから、嫌な事があっても笑うようにしていると、自然としあわせが近寄ってきます。いくら素肌や顔立ちがきれいでも、能面のように無表情では魅力ありません。

完璧でないことに感謝

かづきれいこさんは、老人ホームなどでもリハビリメイクのボランティア活動もされています。先日も被災地を訪問しメイクボランティアをされました。

大変な中でも笑顔を忘れない被災地の方々に、こちらが励まされたそうです。かづきれいこさんは、阪神・淡路大震災の体験者だそうで、メイクを通して元気になってもらえたら嬉しいと言われています。

子どものリハビリメイク

以前、子どもの頃から顔に大きなアザのある小学生の女子に、リハビリメイクをしたそうです。それまでは無表情だったのに、メイクしたとたんに笑顔になり、お母さんもとても喜ばれたそうです。

アザがあることは印であり、悪いことではないのに、奇異な目にさらされたり、いじめの対象にされたりします。そのことで、母親も必要以上に自分を責めたりします。リハビリは、母親達の心の負担を軽くする役割もあるようです。

傷跡のリハビリメイク

全身熱傷・火傷を負った方などは、疵跡までは治せません。命は助かったけれど、家から出られない人もいます。

リハビリメイクの目的は、アザや傷を隠すことではなく、ありのままの自分を受け入れることです。そのためには、まずはメイクで隠すそうです。すると前向きになれ気持ちも明るくなりますから、最終的にはメイクで隠さなくても大丈夫という風になるそうです。

「私たち人間は、決して完璧ではありません。私自身、顔が赤くなることで母を責めたことがあり、後悔しています。顔が赤くて悩んだからこそ、こういうリハビリメイクの道に辿りついたわけです」と、かづきさんは言っています。

日々笑顔で元気に過ごすには

特にシニア世代の男性は、照れもあって誉めるのが苦手のようです。もっと奥様のことを誉めてあげて欲しいです。誉められるとドーパミンが出て、予防学的にもいいです。

いろいろなことに興味を持つこともいいし、ボランティアにも積極的に参加してほしいです。人のために何かする喜びは脳を活性化してくれます。

今後の目標

外観が心と体に与える影響は大きい物があります。将来はメイクを医療として確立し、多くの人達をメイクで元気にしていきたいです。

「外観の心理学」早稲田大学で教える

かづきれいこは、早稲田大学でフェイシャルセラピストとして、「外観の心理学」を教えておられます。

かづきさんは、1952年生まれで、心房中隔欠損症での血行障害で冬には顔が赤くなり、「赤でめきん」などと言われいじめに会いました。高校生ぐらいの時にお化粧をして、普通の人と同じ肌になったことで元気をもらいました。21歳で結婚し子どもももうけました。30歳で医学も進み、心臓の手術を受けました。

32歳からメイク教室に通い始め、38歳で東京でメイク教室を開きました。若々しいメイクと評判になりました。

化粧によって、元気を取り戻した自分の体験から、心理学も勉強され教える立場になられました。

日本医科大学、形成外科でのリハビリメイク

日本医科大学の形成外科では、リハビリメイクを実践しておられます。リハビリメイクは、かづきれいこさんが15年前に提唱されました。

ニキビ跡や血管腫で悩んでいる方にリハビリメイクを施しておられました。

横浜の特別養護老人ホームでの元気メイク

ずっと継続して元気メイクのボランティアをしておられます。

美しくメイクされた、高齢者の方々が、笑顔ではつらつとして来る様子は驚きでした。日々忙しいかづきさんですが、継続して訪問されていることに尊敬の思いです。

かづきれいこの「元気メイク」

洗顔のしすぎに注意

洗顔は、スキンケアの基本です。どんな洗顔料を使うかよりも、洗い方が重要だそうです。

今回はゴールデンライフ世代の方におすすめのコットンを使った朝の「ふきとり洗顔」について教えてくれます。

肌は、本来自分で潤う力を持っているので、自分から出る天然のクリームである皮脂を落としすぎないようにすることが大切です。

特に乾燥肌、肌の衰えを感じる年代の方は、朝は洗顔料を使わずふきとるだけで十分です。

潤いを保つふきとり洗顔法(朝)

洗顔料を使わず、コットンに化粧水と美容オイルを含ませ、肌をすっきり、しっとりさせる、かづきれいこオリジナルの洗顔法です。

  1. 大判のコットンを用意し、化粧水をたっぷりと含ませます。さらに、美容オイルを適量加えます。(美容オイルは、皮脂の成分に近いスクワランオイルがおすすめです)
  2. このコットンで顔全体を上から下へとすべらせます。強くこすらず、肌をなでるように優しく丁寧に拭き取ります。乾燥が気になる部分にはパッティングしてください。

メイクした日の夜の手入れ

メイク前の血流マッサージ(毎朝続けるメイク前の30秒)

メイクの前に肌そのものを若くします。くまやくすみが解消され、肌にハリとツヤが蘇りすっきりします。

用意する物
スポンジ(メイク用の物で、厚みのある五角形のものが使いやすい)、美容液(肌に負担がかからないように、すべりをよくするためスポンジに含ませて使います。サラッとした感触のものを使います)、下準備(1スポンジを水で濡らし、かたく絞り、余分な水分はティッシュで取ります。2手のひらに美容液を数滴出し、スポンジに含ませます)

血流マッサージの仕方

静脈の流れに沿ってマッサージすることで、顔に滞った静脈血を心臓に戻してあげます。1回のマッサージでも効果はでますが、毎日続けることで肌そのものにハリとツヤが蘇り、顔が軽く生き生きとします。

マッサージの仕方
目尻の下側から目の下を鼻の方へ移動し、鼻筋にそって上に上がり、目と眉の間を回り、頬の横から顎の方へ降りていきます。(目の周りを1周し、頬から下へと流します)その時には、片方の手の指で、目尻の皮膚を斜め上に引き上げます。片手だけでマッサージするとシワになりやすいので要注意です。
スポンジの動かし方
スポンジの辺を目の輪郭(目の四角)に沿わせながら動かします。眉頭の辺りに目の疲れを取るツボがあります。意識してマッサージしてみましょう。目の皮膚は薄いので力を入れすぎないこと。それ以外の部分は、気持ちがいいと感じる程度に力を入れても大丈夫です。

デザインテープを使って、リフトアップ

デザインテープは、空気を通すものだそうです。このテープを使って、たるんだ皮膚を引き上げてシワを目立たなくさせます。常にリフトアップすることで、筋肉にも引き上げた状態を覚えさす効果もあるとか。

3枚のデザインテープを使用します。1枚目は、耳の後ろの上半分に貼りますが、皮膚を引き上げた状態で張ります。2枚目は、1枚目のちょうど下に貼りますが、ここでは皮膚を下に引っ張った状態で貼ります。静脈の流れを下に促進させるためです。3枚目は耳の前で耳の中央の部分に頬を引き上げるように、皮膚を上に引き上げた状態で貼ります。

下地のファンデーションの色は黄色に

黄色人種の日本人には、ファンデーションの下地に黄色を使うと、上に塗るベージュを綺麗に見せることができるそうです。

  1. 黄色の下地を塗ります。
  2. ベージュのファンデーションを塗ります。目の下のシミやくすみもカバーできるオレンジと黄色のファンデーションを混ぜてなじませてから、目の周りに塗るとカバー力があります。

かづきれいこさんのメーク教室

東京都の四谷には、かづきさんの会社があります。250人のスタッフがいるようです。大阪などにも支店があります。

1日体験レッスンは、2時間で6000円だそうです。他にもいろいろとコースがあるようです。

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Author:Tomoko Ishikawa Valid HTML5 Valid CSS

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更新日:2018/06/07