寒菊の育て方

12月、1月、2月は、庭に花が少ない時期ですね。寒菊があれば、庭もひときわ美しく目立ちます。そして、一輪挿しなどにいければ、室内も明るく微笑みもわこうというものです。育て方は、特に難しいことはありませんから、ぜひ一株から植えてみられることをお勧めします。

寒菊の種類

寒菊には、大輪、小菊、八重咲、変わり菊、スプレー菊、ポンポン菊など色んな種類があります。

我が家の寒菊は、寒咲八重小菊のようです。ホームセンターで苗を買ってきて植えました。手入れが行き届かないので、花は綺麗なのですが、葉っぱの痛みがひどいです。霜よけをすれば良かったのでしょうか。

寒菊の育て方

苗を植える・・・6月~7月頃に植えます。肥料は固形肥料や液体肥料のどちらでも良いです。

摘心・・・8月上旬頃に摘心します。暑い時の水やりなどは、苗が傷まないように早朝か夕方にします。

支柱・・・丈が30cm位に伸びた頃に支柱をします。

一輪の大輪に育てる時には、脇芽を取る・・・脇芽が2~3cmに伸びた頃に取ります。要らない蕾は・・・蕾があずき大になった頃に取ります。

霜や雪の時には、花が傷まないように覆いをします。花が終わったら地面から5cm残して枝を切っておきます。そして、また霜や雪の日にはビニールをかけ、天気の良い日には、ビニールを外してやります。手厚いお世話で美しい花が咲くのですね。

寒菊の病害虫対策

病気では、白さび病が多く発生します。雨が多い時、肥料不足や窒素分が多すぎる時に病気が進みます。症状は、葉の裏に白い小さな斑点ができ、そのうちイボ状のものを生じます。さらに進むと、葉の裏にもイボ状の斑点ができます。対策としては、農薬を使います。ラベルを見てその指示に従います。

害虫は、アブラムシ、スリップス、ヨトウムシ、ダニなどです。

1月頃には防除のために、石灰硫黄剤を80倍にして菊や周辺の容器にも散布します。

梅雨時には、殺菌剤や殺虫剤を散布、6月からは月1回程度散布すると良いです。

8月はダニ退治のために殺ダニ剤を使います。

薬剤は、葉の裏側に散布します。病害虫が葉の裏側から発生するからです。薬剤も同じ種類を使うと耐性が出来て効きにくくなるので、変えることも大切です。

キキョウの花
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Author:Tomoko Ishikawa Valid HTML5 Valid CSS

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更新日:2020/03/15