岡山のおいしい食

岡山県の有名な食べ物と言えば、ばら寿司です。他にも最近作られた日生の「かきおこ(牡蠣入りお好み焼き)」があります。笠岡ラーメン、ソーメンもおいしいです。岡山楽天 のおいしい食をおいおい紹介していきたいです。

「白桃ランチ」倉敷国際ホテル 2011年8月8日まで

倉敷国際ホテル(倉敷市中央)内のレストラン「ウイステリア」では、総社産の白桃を使った「白桃ランチ」を、8月8日までの期間限定で提供しています。

2004年から毎年、旬のこの時期に実施しています。

メニューは、モッツァレラチーズ、トマト、桃のスライスを挟んだカプレーゼ(サラダ)などがある前菜三種盛り、ナス、スズキ、桃を焼き、アナゴでくるんだメーンディッシュ、生クリームと桃を使ったデザートの計3品となります。桃2個を使っています。

パンまたはライス、紅茶またはコーヒーがついて1848円です。時間は午前11時~午後2時まで。予約可能。問い合わせは「ウイステリア」086-422-5141まで。

ひるぜん焼きそば

ひるぜん焼きそばの特徴は、ソースではなく、味噌をベースにした「秘伝の甘辛ダレ」で焼いていることです。

かめばかむほど味の出る「親鶏の極上かしわ肉」と、歯ごたえたっぷりの「高原キャベツ」をジューシーに焼き上げ、「モッチリ麺」に、濃厚で香り豊かな「特製の甘辛ダレ」を一気にからめて仕上げています。

元祖ひるぜん焼きそばは、昭和30年代に、「ますや食堂」のおばちゃんが、ニンニク・玉ネギ・リンゴ等の様々な材料や調味料を調合して作った味噌だれに、親鶏のかしわ肉とキャベツを入れて作ったこだわりの焼そばだそうです。

「第2回小倉BQ食KING 天下分け麺の戦い2010」で、「ひるぜん焼そば」が全国一に輝きました。全国各地から集まったB-1グランプリ第1回2回王者「富士宮やきそば」、B-1グランプリ第4回王者「横手やきそば」など、12種の焼き麺の中から日本一を決める「焼き麺バトル」で、投票の結果一位に選ばれました。

2010年09月19日に開催された「第5回B級ご当地グルメの祭典!B-1グランプリin厚木」における投票結果は、みごと2位でした。

「ひるぜん風焼きそば2人前」・「冷凍日清ひるぜん風焼きそば」発売

2011年2月1日に、日清食品チルドから「ひるぜん風焼きそば2人前」が税別315円で全国発売されます。(北海道と沖縄を除きます)

3月1日には、日清食品冷凍から「冷凍日清ひるぜん風焼きそば」が、税別380円で発売されます。

両商品ともに、コシのある太麺と香味野菜の風味が効いた味噌だれを使っています。パッケージには、ひるぜん焼きそばの写真や特徴を載せ、「岡山県真庭市」という文字が書かれたのぼりも掲載されています。

両社から商品化された愛Bリーグ加盟のB級グルメは、横手やきそば(秋田県)やオホーツク北見塩やきそば(北海道)などに次いで6例目だそうです。

津山ホルモンうどん

岡山県津山市を中心とする美作地方から兵庫県佐用町にかけての名物料理は、ホルモン入りの鉄板焼きうどんです。

畜産業の盛んだったこの地域では、精肉施設から出る新鮮なホルモンが安く手に入りました。それを、庶民の人達がおいしく焼いて食べる方法を編み出したそうです。

今では津山市だけで、約50店が、津山ホルモンうどんを提供しています。特徴は、牛の胃袋、腸などの内臓から摂った肉が、4~5種類入っています。味噌としょうゆをブレンドした焼き肉のたれ風の自家製ソースで、うどんと一気に焼き上げたものです。ホルモンの旨みがにじみ出て、独特のコクが生まれ、パンチのある味になっているようです。

2010年09月19日に開催された「第5回B級ご当地グルメの祭典!B-1グランプリin厚木」における投票結果は、次のとおりでした。

  1. 甲府鳥もつ煮
  2. ひるぜん焼きそば(岡山県)
  3. 八戸せんべい汁
  4. 津山ホルモンうどん(岡山県)
  5. 三崎まぐろラーメン
  6. 豊川いなり寿司
  7. 黒石つゆやきそば
  8. 十和田バラ焼き
  9. みしまコロッケ
  10. オホーツク北見焼きそば

岡山県のB級ご当地グルメが2つも10位以内に入り、とても嬉しいです。それも、ひるぜん焼きそばはに2位に、津山ホルモンうどんは4位という上位入賞を果たしました。

来年は、「かきおこ」も参戦する予定だそうです。ますます、岡山の食が全国にアピール出来ますように、そして、多くのお客様の岡山へのご来場に繋がればと願っています。

岡山ばら寿司

岡山ばら寿司は、岡山藩主の池田光政が倹約令「食膳は一汁一菜」とのお触れを出したことがきっかけと言います。この倹約令に反発した民が、魚や野菜をご飯の中に混ぜたり、ご飯の上に乗せてたりして食しました。正月や彼岸、盆、結婚式、棟上げなど機会あるごとに岡山ばら寿司は作られ、ご近所親戚へのおすそ分けもされます。

岡山ばら寿司は、魚は、エビ、イカ、タコ、アナゴ、サワラの酢漬け、も貝、しゃこ、ままかりなどが使われます。野菜は、れんこん、人参、ごぼう、しいたけ、かんぴょう、ぎんなん、さやえんどう、わらび、しょうが、木の芽、高野豆腐などたくさんの種類が使われます。薄焼き卵の黄色が食欲を誘い、様々な食材の色をきわだたせています。

岡山ばら寿司は、豪華な具材ときれいな色が満載です。瀬戸内海で取れる海の幸と山の幸、それぞれの具材のハーモニーがおいしさの秘密です。

日生(ひなせ)のカキオコ(牡蠣入りお好み焼き)

日生のカキオコは、下記のように作られます。

材料(4~5人分)はキャベツ中玉の2分の1個、青ネギ1束、山芋4分の1本、卵水5個で400cc、お好み焼き粉適当(やわらかめ)、生食用牡蠣1人10個程、豚バラ肉300g、サラダ油適量、牡蠣醤油適量、マヨネーズ適量、青のり、紅しょうが等

1.山もりの千切りキャベツに独自の軟らかい生地を軽く混ぜて鉄板上に広げます。(先に鉄板に具を広げて上から生地をかけるやり方もあります)

2.新鮮な牡蠣を鉄板で焼き、焼いた牡蠣やその他の具を1.の上に乗せ、その上から再び生地をかけ、裏返して両面を焼きます。

日生特産の新鮮で肉厚な牡蠣がたっぷり使われ、牡蠣の身が縮まないのが特徴です。新鮮な牡蠣が必要なので、10月下旬~3月頃までの季節限定メニューとなっています。季節限定ということで、ますますこの時期見逃してはならない味として人気上昇中です。

岡山牡蠣(カキ)の直売と試食会

2010年11月23日、邑久町漁協は、黒井山グリーンパーク(瀬戸内市邑久町虫明の道の駅)で、カキの直売と試食会を開きました。

会場では、殻付きやむき身の新鮮な牡蠣約5000個を市価の3~4割安で販売しました。カキ入りの味噌汁や蒸しガキを無料で各300食が1時間半でなくなるほどの人気でした。

今年は9月下旬以降、養殖場付近のプランクトンが増え、例年以上に身が大きいそうです。

岡山県、カキ養殖、全国3位

岡山県は、養殖カキ(むき身)の生産量は、2515㌧(生産額21億3000万円)で、広島、宮城につぐ全国第3位となっています。

岡山県の漁業は、主に瀬戸内海で行われ、シタビラメなどのカレイ類、マダイなどのタイ類、貝、イカ、タコなどの「少量多品種」が特徴のようです。

2008年の生産額は、約74億500万円で、漁船漁業と養殖が、ほぼ半々だそうです。

岡山県の漁業就業者と

漁業就業者は、2221人で1998年より330人も減少しました。約半数の1070人が60歳以上だそうです。漁業の現場が危険と隣り合わせ、魚離れによる魚の需要の低下、燃料の原油価格の上昇などで、経営が圧迫されていることが、漁業就業者の減少の背景となっているようです。

対策として、親子の料理教室を開いたり、シタビラメを「おかやまソール」と命名しブランド化させて高値で売れるようにしたりしています。

「おかやま森づくり県民税」

海の水産資源の保全には、整備された森林が必要なことから、岡山県は2004年から「おかやま森づくり県民税」を導入し、森林組合などが行う間伐に補助金を出す施策を実施しました。県漁連も2004年から、瀬戸内市や鏡野町など5ヶ所の山で植林、間伐、下草刈りをしています。

笠岡ラーメン

笠岡ラーメンは、汁は鶏ガラしょうゆ味で、麺は中太でストレートタイプのラーメンです。かしわ(老鶏、卵を産まなくなった鶏)シャーシューを乗せているのが特徴です。かしわシャーシューは、噛めば噛むほど旨みが口に広がり味わい深いです。

具はかしわシャーシューの外にはネギとメンマとシンプルです。スープは、店により鶏ガラ以外に魚介や野菜も合わせて作る所もあるようです。

フナ(鮒)飯

スーパーの魚屋さんで鮒(ふな)のミンチを見つけました。小学生の頃に食べた味を思い出しました。鮒の肉を出刃包丁でトントンとたたき細かくしていくのです。小さな骨ごとたたきます。鮒(ふな)飯の香ばしい味を楽しみたくなって鮒(ふな)飯ミンチを買い求めました。最近、津和野へ行って「うずめ飯」を食べたので、丼飯に触発されたのかもしれません。うずめ飯はわさびが上に乗っているのが特徴でした。

フナ(鮒)飯の作り方

まず、鍋に油を敷いてからよく熱したら鮒(ふな)ミンチとしょうがのみじん切りを入れて炒めます。しょうゆ、酒、砂糖で下味をつけます。

それから具材を炒めます。ごぼう、こんにゃく、しいたけ、人参、油揚げなどお好みでいいと思います。後は、だしと塩、しょうゆ、砂糖で味付けします。せりなどの季節の青物を上に散らすときれいです。私は、せりがなかったので代わりにカブの葉を小さく刻んで使いました。

味の方は、珍しかったのでおいしかったです。時々小骨を歯や下に感じました。が、これもフナを食べているんだという気がして楽しめました。子どもの頃に食べたような感動はありませんでしたが、この時期の食べ物を味わったなあ、という思いがしました。 鮒(ふな)ミンチを炒め初めは、魚臭かったですがよくよく炒め、またしょうがの効果もあってかほとんど気になりませんでした。2009.11.19

松茸会席

ホテル蒜山ヒルズでは、松茸会席が6300円で食べられるそうです。2010年は松茸が豊作のようです。岡山県北部では、秋に雨が結構降ったからでしょう。南部では、雨が少なくきのこも少ないようです。

松茸会席は、松茸入り鳥取和牛のすき焼き、松茸の炭火焼き、松茸の土瓶蒸しなど大きな松茸が存分に食べられるそうです。

この松茸会席は、11月24日までの限定だそうです。ロフト付きの部屋で1泊4725円、ラドン温泉もあります。

近くには、蒜山ワイナリー、蒜山ホースパークなどもあります。蒜山ワイナリーには、妖精たちの宴、鉄のポリフェノール、山葡萄のジュースなどもあります。

美しい蒜山の紅葉を見ながら、松茸やワインを楽しまれてはいかがですか。

新見産フレッシュキャビア

新見市の新見漁協は、飼育12年目にしてキャビア(チョウザメの卵)を作ることに成功しました。2011年3月2日から、大手百貨店「伊勢丹」の新宿店でオリジナル商品「新見産フレッシュキャビア」の名で販売されることになりました。

新見漁協は、2000年に中国山地からの清流を引き込んだ「とと愛ランド」で体長15cmの稚魚2000匹から養殖を始めました。6年前から卵を持ち始め、毎年岡山県内外のホテル、料理店に卵を持った成魚約60匹前後を出荷してきました。

成魚は1匹11kg前後で、1kgあたり1万5000円~2万円と高値だが、収益分岐点は出荷100匹で、高値で売れるキャビアに加工することが課題となっていました。2010年秋から飲食店などからアドバイスを受け、独自にキャビアの試作に挑戦していました。

商品化されたのは、塩分3.5%、塩分6%、しょうゆ風味(塩分3%)の3種類です。値段は、25g入り1瓶1万500円です。

「きれいな水で育った魚の卵だけに、新鮮でおいしい。輸入品の半分の塩分で、そのまま食べると素材の味がよく分かる。国産の安全安心な食品。輸入品より割安で、お客さんに喜んでもらえるはず」と、伊勢丹のバイヤー池田さんは言っています。夏の中元商戦の名物にしたいとも言っています。

新見漁協は、現在3000匹のチョウザメの養殖をしていますが、販売実績をみて、養殖池を増やすそうです。

「ままかりふりかけ」2011年8月発売、岡山県漁連

2011年8月1日、岡山県漁連(岡山市南区浦安南町)は岡山県特産のままかりを使ったふりかけを発売しました。

家庭用は、1袋32gで希望小売価格は210円、土産物用は、個装袋・1袋2gを20袋詰め希望小売価格は525円です。製造は、共同開発先の浜乙女(名古屋市)で製造されます。土産物用の袋には、ままかりの酢漬けの写真を載せ「ご飯(まま)を借りに行くほどおいしい」というままかりの名前の由来が紹介されています。

家庭用は、主に岡山県内のスーパー、土産物用は県内の高速道路サービスエリアやJR岡山駅構内の土産物店などで販売されます。

「国産檸檬酒(こくさんれもんしゅ)」、瀬戸内産レモンを使ったリキュール、利守酒造作

利守酒造(赤磐市西軽部)は、2011年8月1日、瀬戸内産レモンを使ったリキュールを発売しました。

地元産農産物とタイアップし、岡山の酒をアピールできればと、昨秋原料として約500kgのレモンを買いました。県産酒米・雄町を使った純米酒がベースとなっています。

米から甘みを引き出し、砂糖の量を控えています。レモンを皮ごと半分に切って約7ヶ月漬け込み、じっくりとエキスを抽出しました。

利守弘充専務は「濃厚な香りが特徴で、皮の苦味が効いた大人の味に仕上がった」と話しています。アルコール度は10%、720ml入で希望小売価格は1575円です。ストレートやソーダー割りが合うそうです。

利守酒造、本社直売店や県内の酒販店で取り扱います。問い合わせは、086-957-3117まで。

キキョウの花
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更新日:2020/03/15