冷え性(冷え症)2・「食とAVA(アバ)で改善」

冷え性(冷え症)は、体のあちこちに不調を来たします。

食べ物や食事の時間の工夫で、AVA(アバ)というもので熱を手足に送り血流を良くすることで、冷え性(冷え症)の改善になるそうです。

NHKの「あさイチ」で放送していました。2011.12

タンパク質は、発熱スイッチをオンに

双子の若い女性で実験していました。一人は、タンパク質の多いメニューを食べ、もう一人は脂質の多いメニューを食べました。どちらの方が、体がポカポカになるでしょう?

正解はたんばく質楽天 メニューでした。

タンパク質をたっぷり食べると、体内にある発熱スイッチが入ります。胃が消化酵素を出し、蠕動運動を始めます。そして、タンパク質は肝臓へ運ばれ、化学変化で熱を発生します。

タンパク質は、胃と肝臓の発熱装置のスイッチを入れます。これを、「食事誘発性熱産生」と言います。

タンパク質の多い食品は

たんばく質はアミノ酸が多い食品です。タンパク質にもいろんな種類があるので、バランスよく摂りたいものです。

タンパク質の多い食品は、牛肉、豚肉、鶏肉、魚介類、豆類、卵、乳製品です。

普通の人は、タンパク質の20%は何気なく摂っているそうです。タンパク質を4割アップした時に、冷え性(冷え症)に対しての差が大きくなるようです。

たんばく質の摂り過ぎに注意が必要な人

タンパク質を摂り過ぎると、肝臓や腎臓に負担がかかります。

また、糖尿病や腎臓病の人は、主治医に相談が必要です。

食事時間と体温

双子の若い男性(幽体離脱の芸で有名な、たくやとかずやさん)で実験していました。

一人は朝の8時にステーキを食べます。もう一人は、夜の9時にステーキを食べます。そして、食前と食後1時間後の熱の量を割り出しました。朝と夜のどちらが、熱をたくさん生んだでしょうか?

正解は、朝でした。

朝には15.9Kcal、夜には7.2Kcalでした。朝は夜の2倍の熱を出していたことになります。

朝食にタンパク質をしっかり摂って、発熱装置のスイッチを入れると、冷え性(冷え症)を改善しやすいそうです。

お勧めは、「きな粉はちみつ豆乳」です

「きな粉はちみつ豆乳」は、豆乳200ml、きな粉大さじ3、はちみつ大さじ1をよく混ぜます。電子レンジで温めて飲むと、なお良いでしょう。

タンパク質は、豆腐1丁分、納豆では2パック分もあるそうです。血糖値を気にしている方は、はちみつを控えると良いようです。

牛乳にシナモンパウダーを入れて温めて飲むのも良いです。

AVA(アバ)という、手足にある特別な血管の働き

手足には、AVA(アバ)という、特別な血管があるそうです。AVA(アバ)とは、初めて聞く言葉でした。

手足と言っても、手の平、足の裏という限られた場所にAVA(アバ)はあります。

海の中にいるアザラシは、全身にAVA(アバ)があり、雪の中にいるウサギは耳にたくさんのAVA(アバ)があるそうです。

AVA(アバ)は、血液をたくさん流すための装置です。AVA(アバ)は、動脈と静脈をつなげるバイパスの役目をしています。手の指の縦方向に動脈と静脈が走っています。なので、AVA(アバ)は指の横方向に存在し、動脈と静脈をつなげています。

AVA(アバ)は、動静脈吻合(どうじょうみゃくふんごう)と呼ばれます。AVA(アバ)の働きは、熱を運んだり、体温を調節したりします。

冷たさに敏感な体の場所とは

冷たさに敏感な体の場所は、首、腰、ふくらはぎなどです。

特に敏感なのが首で、皮膚温から0.6℃下がったら冷たさを感じるそうです。

腰は、皮膚温から0.8℃下がったら冷たいと感じます。

ふくらはぎは、皮膚温から1.5℃下がったら冷たいと感じます。

そこで、一番冷たさを敏感に感じる首を温めると、AVA(アバ)が開くそうです。(AVA(アバ)のことを詳しく知らなくても、何となく首を温めるといいと知っていましたね。寒さ対策には、首にマフラーをとよく言いますしね)

寒さを感じる場所は、以下の通りです。

  1. 首の後ろ
  2. 背中
  3. 上腕、首の前
  4. お腹の前部

首を温めると(ネックウォーマーをして20分後)、足の指先の血流が3倍に増えたそうです。

寒くなるとAVA(アバ)や血管が縮んでしまいます。縮む前に、先にマフラーなどをすることが大切です。

首を温める物として、ジェルを電子レンジで温めて袋に入れるタイプの物、首用湯たんぽ、充電式電気マフラーなどもあるようです。しかし、低温やけどには、十分ご注意ください。

従来のマフラーやネックウォーマーも便利です。また、手袋やソックスで熱を逃さない工夫も必要です。

AVA(アバ)を開くポイント

AVA(アバ)を開くポイントは、以下の通りです。

冷え性(冷え症)の予防のためには、手先の屈伸運動やマッサージよりも、大きな筋肉を使って体操などをしてエネルギーを作る方が、効果的だそうです。

医師小林暁子さんが教えている冷え性対策

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更新日:2018/06/07