りんご

りんごは、高血圧、ガンの予防、便秘、気管支炎の改善、コレステロールの低下など様々な働きをしてくれます。

丸くて、赤くてかわいい林檎が食べられて幸せです。特に日本のりんごは大きくて、甘くて上等な物です。毎日の生活に取り入れて、りんごから元気をもらいたいと思います。

「アダムとイブ」のりんご

アダムとイブとりんごの関係を良く知りませんでした。絵画で見たことがありますが、どなたが描いたものだったでしょう。旧約聖書の中に出て来ます。

神様の創造されたエデンの園に、最初の人類のアダムとイヴは住んでいました。暮らしに不自由はなく、苦しみも労働もありませんでした。生えている果樹を自由に食べることが許されていました。善悪を知る木の実(りんご)だけは、食べてはいけないと言われていました。

ある日エデンの園に忍び込んできた蛇にそそのかされたイヴは、食べてはいけないと言われていた、善悪を知る木の実を食べてしまいました。

途端に自分のした罪に目覚めたイヴは、アダムも共犯者にしてしまえばと考え、アダムにもこの木の実を食べさせました。そして二人はお互いが裸だと言う事に気がつき、恥ずかしくなって近くにあったイチジクの葉を腰につけたのです。

当然そのことは神様の耳にも届いてしまい、怒った神様によって二人はエデンの園を追放させられてしまいました。

これがキリスト教で言うところの、人間の犯した「原罪」で、人間が苦悩を背負ってしまうことになりました。女性には「苦しみの中で子供を産む」、男性には「額に汗をして働き、死ぬまでその苦労が続く」という罰が与えられました。

また、あわてて飲み込もうとしたアダムが善悪を知る果実(りんご)をのどにつかえさせ、これがのどぼとけの始まりであるとの故事から、男性ののどぼとけは「アダムのリンゴ」とも言われるようです。

りんご・林檎・リンゴ

バラ科、コーカサス原産だそうです。明治の初め頃、アメリカから導入された紅玉やスターキングなどが一般に普及したそうです。

りんご楽天 は、世界では2000種類あるといわれています。世界一、ふじ、陸奥、つがる、ジョナゴールド、王林などいろんな品種が出回っています。

リンゴの収穫量

2009年度のりんごの収穫量
2009年度のりんごの収穫量は、日本全国で845600トンでした。
  1. 青森県(全国シェア約54%)
  2. 長野県(全国シェア約19%)
  3. 岩手県(全国シェア約7%)
  4. 山形県(全国シェア約6%)
  5. 秋田県(全国シェア約5%)
  6. その他(全国シェア約9%)

リンゴの栄養・効能・効果

ビタミンA、B群、Cや糖類、酵素、有機酸(リンゴ酸、クエン酸、酒石酸)、種々のミネラルがバランスよく含まれているそうです。

便通をよくする
ペクチンやセルロースなどの食物繊維が豊富で、便通をよくします。
血中コレステロールを下げる
食物繊維のペクチンがコレステロールを下げ、動脈硬化を予防します。
ガン、炎症、アレルギーの予防
腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖や活性酸素を除去するポリフェノールなども含まれていて、ガン、炎症、アレルギーを予防します。りんごの皮にポリフェノールが多く含まれています。
フィンランドでは25年間、疫学調査が行われ、りんご摂取は肺ガンに対する予防が高いことが判りました。リスクが58%低下します。また、肺ガンを含むすべてのガンに対して17%リスクを下げる事が判りました。
高血圧の予防
カリウムはりんご100g中に110mgも含まれていて、ナトリウムを尿と一緒に体外に排出してくれます。1日1個のりんごは医者いらずで、毎日食べれば血圧も下がります。

りんごは免疫力を活性化

風邪の予防に「りんごピラフ」がよいそうです。りんごの皮をつけて使います。塩水に浸けて色が変わらないようにするとおいしく見えます。

りんごの皮に多く含まれているりんごポリフェノールは、免疫活性化、細胞を元気にします。

りんごのダイエット効果

りんごの「さっぱりシチュー」は、皮付きりんごを入れて作ります。りんごは、加熱するとダイエット効果が高まります。酢を1人前大さじ1加えます。

りんごポリフェノールは、脂肪、糖の吸収を抑えます。リンゴジュースと酢では、内臓脂肪を減少させます。りんごと酢では、メタボ予防に効果があります。リンゴジュースを飲むと血糖値が下がります。

りんごの美肌効果

りんごのセラミド成分が美肌に良いそうです。リンゴジュースの絞りかすをネットに入れて、お風呂へ入れます。保湿効果、肌荒れ予防効果があります。1回に2個分が目安です。

じゃこりんごで肺がん予防

ちりめんじゃこ、皮ごとすりおろしたりんご、酢を混ぜます。りんごに含まれているケルカチン、フラボノイドには抗酸化作用があります。

肺機能を高め、肺がんの予防になります。2週間後240ml肺活量が増えたという人もいます。

クリスティーヌ・フェルベールさんのりんごのコンフィチュール

フランスのアルザス地方で、いろんなコンフィチュールを作られていて有名なクリスティーヌさんが、NHKで実演されていました。ジャムとの違いは、コンフィチュールは、糖度を抑えて、フルーティーな味わいを残した保存漬けという感じのようです。

人気のコンフィチュールには、野菜やナッツ類、香辛料、ハーブ、リキュールなどを加えたものがあるようです。メロンとクルミ、玉ねぎと白ブドウ、イチジクととちの実などの組み合わせもあるそうです。

材料・・・リンゴ2個(シナノゴールドがお勧め)350g、グラニュー糖350g、シナモン1本、八角1個、カルダモン(粉)小さじ1、しょうが(1cmの薄切り)2枚、レモン、オレンジ各1個

作り方・・・リンゴの皮をむき、芯を取る。8mm角に切り鍋に入れる。レモンとオレンジの皮各1個をすりおろし、この汁を絞り入れる。グラニュー糖350gを入れ火にかける。あくを取り、強火にする。上記のスパイス4種を入れる。8の字を書いて混ぜて15分間煮詰める。透き通ってとろみが出たら完成。

毎日果物200gを食べよう

果物は、ビタミン類や食物繊維が多いことから、1日200gを目安に摂取するようすすめられています。

りんごで200gを摂るとすると、りんご1個に相当します。ちなみに、バナナは2本、柿は2個、梨は1個、ぶどうは1房、オレンジは2個、キウイフルーツは2個に相当します。

しかし、果物の食べ過ぎはよくありません。カロリーオーバーになります。適量を継続して食べることが健康につながります。

キキョウの花
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Author:Tomoko Ishikawa Valid HTML5 Valid CSS

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更新日:2018/06/07