おねしょ(夜尿症)

子どものおねしょは、その内に治るだろうと心配しながらも、ほおっておかれることが多いようです。しかし、小学校中学年とだんだん大きくなってくると、子どもも親も精神的な負担を抱えることになります。

5歳以降も、おねしょ(夜尿症)が続くようであれば、専門医に相談して生活改善、夜尿症アラーム、投薬治療などを試してみてはどうでしょぅか。

おねしょ(夜尿症)の例

小学2年生の兄と4歳の妹のいる家庭で、母親も仕事を持っています。兄は週に数回、朝方おもらしをします。対策として、夜は水分を控え、寝る前には必ずトイレに行かせます。だけれど失敗する兄は落胆し、妹に対しても恥ずかしさがあります。

朝方に起こしてトイレに行かすこともします。おむつには、抵抗もあるだろうしできません。シーツの下に防水シーツを敷いても、寝相が悪く動いていることも多々あります。母親は出勤前の洗濯も大変です。

学校の宿泊行事もありそうです。その時、どうするか心配しています。

おねしょ(夜尿症)の治療法

おねしょが、5歳以上続くと 夜尿症楽天 と呼ばれます。治療期間は、個人差があり、1年以上かかる子どももいます。小学校入学時が、1つのタイミングと言われます。

「夜尿症診療ガイドライン2016」によると、小学校入学時には、約10%の夜尿症の子がいるとされます。夜尿症が日常生活の積極性や自信を失わせる可能性もある、と指摘しています。

生活習慣の改善

夕食の後には水分を控えます。寝る前にはトイレに行きます。塩分の取りすぎに注意します。寝るときは暖かくして、冷えで尿量を増やさないようにします。また、夜中に無理に起こしても、夜尿症が早く良くなることはないそうです。

夜尿症アラームの活用

海外では、最初に試す治療法だそうです。家庭でもネット通販で簡単に購入できると言います。下着やおむつにセンサーをつけて、おねしょをするとアラームが鳴ります。排尿直後に起こすことで、夜間に膀胱に貯められる尿量が増えて改善に繋がるようです。

他には、投薬治療もあります。12年ぶりに夜尿症診療ガイドラインが改定され、専門でない小児科医でも相談にのりやすくなっているようです。診てもらうことで、他の病気が見つかることもあります。早めに、気軽に相談されてみたらいいと思います。

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Author:Tomoko Ishikawa Valid HTML5 Valid CSS

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更新日:2018/06/07