聴く力
NHKの教育テレビで生徒を対象にした「聴く力」という番組をしていました。興味があり見ましたが、とてもおもしろかったです。
「聴く力」は、単に聞くのではなく、注意して聴くこと、傾聴、聴講などの言葉に使われています。
学校の授業も集中して聴くことで、理解度が全く違ってきそうです。聴く力を伸ばすコツを教えていました。
シャドウイング
シャドウイングというのは、ネイティブの人が読んだ英語を聞きながら、それと同じ文章をそっくりそのまま音読することだそうです。
聴く力を深めるためにも、そのシャドウイング楽天 を使います。例えば、ニュース番組などを一言一句復唱してみます。口に出して言ってみます。10分を目安にし、全体をざっくりと覚えるようにします。
ニュースが難しかったら、自分に興味のある番組などもいいかもしれませんね。
物語文の聴き方
登場人物や情景に気をつけて聴きます。登場人物の関係や接続詞に注意をはらうとよいそうです。
また、登場人物の関係や特徴を図式に表してメモっておくこともよいです。
説明文の聴き方
説明文では、固有名詞と特に数字に着目します。図式化できる時にはしてみれば後でわかりやすいかと思います。
数学の文章題
あまり記録しようとすると、他のことに気をとられ肝心なことが抜けてしまいそうです。じっくりと文章題を聴くことに集中した方が、正解が出ることが多そうです。
予習の必要性
初めて聴くことが多いと、一度に全部は脳も理解できません。少しでも予備知識があると、自分の分からないことだけに集中して聴くことができます。
そこで、予習がいかに重要かが身をもってわかったということです。何事の体験するとしないとでは、理解力が全く異なってきますね。
中学生・高校生の効果的なほめ方・叱り方
大人になりかかった中学生・高校生は、難しい年頃です。
そんな中学生・高校生の「効果的なほめ方・叱り方10のポイント」を読売新聞が紹介していました。
この10のポイントは、東京都の元中学校教師、山田暁生さんが残した「保護者会・学級通信にすぐ使える話材箱」という資料にあったそうです。山田さんは、2009年7月に71歳で亡くなられました。時を経ても十分使える資料のようです。
- 心からほめ、叱る。計算ずくでは、見抜かれ軽蔑される。
- ほめ、叱る前に成長を願う心を持つ。子どもは自分の成長を願ってくれているかどうかを鋭く読み取る。
- 過程を見守り、ほめ、叱る。結果だけに注目しない。
- 日頃から子どもとの関係を緊密に。ほめどころや叱りどころも見つかる。
- 見つけた良い点や改善点は周囲の大人が共有する。みんなに見守られているという気持ちがわく。
- 後々のフォローもしっかりしておく。その後も見守っていてくれると励みになる。
- 公平にほめ、叱る。
- おだてず、ほめる、怒らないで叱る。「おだて」をバカにしているととり「怒る」を理性のない大人と受け止め、軽蔑する。
- 個性・性格を理解してほめ、叱る。
- 場をわきまえてほめ、叱る。