ベビー服はリサイクル
たっくんは、約二歳半の男の子だ。身長は九十センチ、体重は十二キロのごくごく普通サイズの幼児だ。
ベージュのティーシャツと黒っぽいジーンズのズボンをはいた姿は、とても大人びて見え少年であるかのような錯覚をおこす。
最近のベビー服は大人なみの装飾が付いていて、果たして赤ちゃんにとって着心地がいいのかどうか、本人に確かめられないのが、残念!(笑)
たっくんの服は、ママがベビーショップや通販で買った物。バーチャンがバーゲンやリサイクルショップで買った物や知人から貰ったおさがりなど。というわけで、ほとんどお金をかけていない。
私ことバーチャンがたっくんのパパを大阪で育てていた頃、預けていた保育園の保母さんが教えてくれた事がある。
「こんな新品の服高いでしょう。私はバザーで買った服でこども四人を育てたから、こども服は買ったことがなかった」
「ええーっ、そんな事できるのですか」
「こどもはすぐ大きくなるから、ほんの少しの間しか着られないでしょう、そんな所へお金をかけるよりもっと違う所へ使ったほうがいいと思うから、そうしたの」
今でも覚えているこの言葉。ベビー服楽天 屋さんには申し訳ないが、日々の遊び着はよだれや食べこぼしや遊びで汚れる。汚しても破れても安心の服がいいに決まっていると思った。
それからは、バザー情報を聞くと出かけて行った。今は、リサイクルショップが身近にあるのでとても便利であり、資源を有効活用しているという意味でも素晴らしいことだ。
たっくんもリサイクル服を買ってあげると喜んで着てくれる。服は男の子らしい色になるので、冬に向けて家で着るパジャマは黄色、毛布はピンクに白い猫のついたのを選びママにもその旨を伝えておいた。2007.04
ベビー服の選び方
赤ちゃんの身長、生育は、一人一人違うので、ベビー服を選ぶ時のおおよその目安として見てください。
服のサイズ | 赤ちゃんの月齢 | 赤ちゃんの特徴 | お勧めの服 |
---|---|---|---|
50 | 新生児 | 一日中寝ている。おむつを何回も替える | ツーウェイドレス |
60 | 3ヶ月 | 足をよく動かすようになるので、足が自由に動かせる服を選ぶ | ツーウェイドレス カバーオール ボディスーツ |
70 | 6ヶ月 | おすわり、はいはいができるようになる。上下はなれた服もいい | ツーウェイドレス カバーオール 上下別の服 |
80 | 1才 | 歩きだす。脱ぎ着が簡単で、動きやすい服 |
カバーオール 上下別の服 |
90 | 2才 | 走れるようになる。脱ぎ着が簡単で、動きやすい服 | 上下別の服 |
95 | 3才 | じぶんでボタンかけができるようになる。脱ぎ着が簡単で、動きやすい服 | 上下別の服 |
100 | 4才 | 活発に動くようになるので、着替えの枚数がいる。 | 上下別の服 |
生まれたての頃から2歳ごろまでは、赤ちゃんは赤・黄色・ピンクなどの温かい色が好きなようです。男の子は、4歳くらいになると、黒などがかっこいい色と思っています。青とか、いわゆる男色が好きになってくるのは不思議です。
でも、男とか女とか性別にかかわらず、好きな色の服を着させてあげたいと思います。
フリフリとか、ひもがあったりとか、首や足元に不快感がある服や、安全上の不安があるものは避けてください。
こどもが、いかに快適に動けるか、汗を吸ってくれるか、日差しから寒冷から身を守ってくれるかなどの服の実用的な部分と、ファッションのかっこよさの部分との調和が大事だと思います。
わが子にぴったりのかっこいい服を選んであげてください。
ベビー服の洗濯の仕方
赤ちゃんは、よだれを垂らしたり、お乳を吐いたりと毎日服を汚してくれます。
なので、ベビー服はシミだらけになりますが、すぐに処理することでシミをつけないようにすることも可能です。
*よだれ・ミルク・母乳の汚れ
まず、水洗いをします。たんぱく質の汚れをとるためです。
次に、洗濯ブラシに固形洗濯石鹸をこすりつけて、汚れの上でたたき洗いをしまする
それから、洗濯機で普通に洗います。
*おしっこ・うんちの汚れ
おしっこの場合は、水洗い後洗濯機で洗います。
うんちの場合は、水洗い後石鹸をつけてもみ洗いした後に洗濯機で洗います。
*吐き戻し
水洗い後に洗濯機で洗います。
*上の方法でも落ちない頑固な汚れ
ふたつきバケツに、普通量の5倍の酵素入り洗剤(水10リットルに付属のスプーン1杯)を入れますが、40度から45度のお湯を使うとさらに汚れの落ちが違います。この中に1時間以上つけおきます。バケツのふたをして、熱が逃げないようにしてください。その後洗濯機にかけますが、すすぎは2回にしてください。
何はともあれ、汚れにはすぐに水洗いが効果がありそうです。ベビーのおしゃれ着などはシミをつけないように、即水洗いを実行してください。くれぐれもベビーちゃんを叱らないでくださいね。汚そうと思ってやっているわけではありませんから。